【全国初】マンホールに人気漫画「ベルサイユのばら」登場 作者・池田理代子氏ゆかりの千葉・柏市に!反響は?
2024年11月12日の夕方、千葉県のJR柏駅近くに人だかりができていました。 番組スタッフ: 次々に写真を撮るために、集まっていますね。 前の方が撮ったら、かわりばんこに譲り合いながら写真をとってますね 【写真18枚】千葉・柏市マンホールに人気漫画「ベルサイユのばら」登場 写真で見る 譲り合いながら、地面を撮影する人たちや、立ったり座ったりしながら、何枚も写真をとる人も…。 その足下にあるのは「ベルサイユのばら」のイラストが描かれたマンホールです。 少女漫画の金字塔、池田理代子さん作「ベルサイユのばら」が描かれたデザインマンホールが、全国で初めて登場しました。 撮影に来た人(60代): 週末撮りにくればいいかなって思ってたけど、とりあえずは先に撮っとこうと。このあと、うちに電車で帰って車で日立台前公園のマンホールに行く。 見に来た人(50代): ベルばら大好き。去年ハロウィーンの時にマリーアントワネットになりました(笑)。色合いもきれいで素敵。 革命期のフランスで懸命に生きる人々の、愛と人生を鮮やかに描いた漫画「ベルサイユのばら」。 1972年の連載開始とともに、少女たちの心を掴んで大ヒット。 男装の麗人オスカルのとりこになる人が続出し、累計発行部数は2000万部を超え、また、宝塚で舞台化やテレビアニメ化もされ、社会現象となりました。 2025年の1月には、完全新作での劇場アニメも公開されるなど、50年たっても色あせることのない、不朽の名作です。 撮影に来た人(60代): みんなが読んでたという感じで、みんなで本回して読んでました。 撮影に来た人(60代): 子供の頃、男子だけど見てたと思いますよ。誰も。 柏市制70周年を記念して、市内の3カ所に設置されたこのマンホール。作者の池田理代子さんが漫画の執筆当時、柏市内に住んでいたことが縁で実現したということです。 「ベルサイユのばら」作者 池田理代子さん 「制作のお話にはとてもご縁を感じています。両親が存命であったらきっと喜んで面白がってくれたことと思います」 市の担当者に話を聞くと、人気漫画ならではの難しさがあったといいます。 柏市上下水道局総務課 須藤勝己課長: 「ベルサイユのばら」のイメージを壊さないというところです。 色だとか線の太さだとかですね。(鋳物は)型取りからするので、線の太さ細さがですね、ちょっと微妙に変わるだけでイメージで変わってしまいますので、その分のやりとりはさせていただきました。