大和高田市の小学校 児童が職人とともに校舎の壁を塗装/奈良
大和高田市の小学校で、児童らが職人と一緒に校舎の壁を塗装する取り組みが行われました。 ここは、大和高田市立高田小学校。6年生の児童およそ80人が体育館で作業の手順やコツなどを聞いたあと、早速、校舎の壁をペンキで塗装していきました。この取り組みは、県内に5つの営業所を構える塗装会社・ひなたペイントが、地域貢献の一環として行ったもので、職人は、児童の手が届かない場所を塗ったり塗り方のアドバイスなどをするボランティアです。6年生にとっては、卒業を前に、慣れ親しんだ校舎をきれいにする環境整備の奉仕活動です。普段、落書きは叱られる行為ですが、きょうだけは大丈夫。楽しみながらペンキを塗っていきました。 児童は- 「楽しかったです。このまま(絵を)残しておきたいです。」 グレーのツートンカラーだった壁は明るい若草色に染め上げられ、日の光が入ると明るい雰囲気になりました。 ひなたペイント代表取締役・斉藤大信さん 「学校を塗装するという経験は、なかなかできるものではないと思うので、すごく喜んでいただいていてうれしく思います。6年間過ごしてきた校舎をきれいにして、これがずっと残るので、すごくいい経験かなと思います。」