いまこそ呼ぶべき!? 日本代表に推薦したい欧州日本人(4)3バック適正あり! 早めの育成を
2026年ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選に臨むサッカー日本代表メンバーが10月3日に発表される。森保ジャパンは9月シリーズで2連勝。欧州組がメンバーの大半を占める現在の代表だが、海外で活躍する日本人選手はまだまだ存在する。今回は今こそ日本代表に呼ぶべき欧州組をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照
DF:藤井陽也(ふじい・はるや) 生年月日:2000年12月26日 所属クラブ:コルトレイク(ベルギー) 24/25リーグ戦成績:7試合0得点0アシスト 現在の日本代表が守備陣に多くの負傷者を抱えている点を踏まえれば、10月のワールドカップ・アジア最終予選では藤井陽也に白羽の矢が立つかもしれない。 9月シリーズの2試合で森保一監督は3バックを採用した。板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹の3枚が安定した守備を見せたことで、チームは落ち着いた試合運びができていた。 とはいえ、負傷や退場などによって3人のうち誰か1人でも欠けるような事態となれば、最終ラインの構成は一気に厳しいものとなってしまう。アクシデントに慌てず対処するためにも、3バック適正のある「新戦力」は確保しておきたいところだ。 そこで有力候補に挙げられるのが、今年1月からコルトレイクでプレーしている藤井だ。リーグ戦では7試合に出場しているが、そのほとんどで3バックの一角としてチームの守備を引き締めている。安定感もまずまずで、森保ジャパンの3バックに組み込んでも大きな問題はないだろう。 何が起きるか分からないアジア最終予選。「転ばぬ先の杖」として、ベルギーで活躍中の藤井を戦力化しておいて損はない。藤井が3バックの一角をこなせるようになれば、現在負傷中の冨安健洋と伊藤洋輝の復帰を急ぐ必要もなくなる。 中長期的な視点を踏まえて守備陣の戦力の充実化をはかるのであれば、9月シリーズの2連勝という良い流れがあるいまがチャンスだ。
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