日本代表、インドネシア戦予想スタメン全選手紹介。上田綺世や谷口彰悟の穴を埋めるのは?
日本代表は15日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア3次予選(最終予選)の第5節でインドネシア代表と対戦する。敵地で行われるこの一戦を前に、すでにチケットの完売が伝えられている。完全アウェイが予想される中、日本はどのような布陣で挑むだろうか。スタメンを予想する。 【画像】サッカー日本代表、インドネシア戦の予想フォーメーションはこちら!
GK:鈴木彩艶
生年月日:2002年8月21日(22歳) 所属クラブ:パルマ(イタリア) 24/25リーグ戦成績:11試合13失点 日本代表通算成績:14試合9失点 10月15日のオーストラリア代表戦では鈴木彩艶の出番は多くなかったが、ロングフィードでチームにポジティブな効果をもたらした。谷口彰悟の不運なオウンゴールはノーチャンスだろう。 今季はクラブでも大いに好調で、所属するパルマは13位だが、個人レベルでは出色のクオリティを示している。データサイト『Sofascore』によれば、同選手はここまでのセリエAで4番目に多いセーブ数を誇っている。ボックス内シュートのセーブ数に限定すれば、さらに2位まで順位を伸ばす。 鈴木はAFCアジアカップ・カタールでは辛酸を舐めたが、今では日本の守護神として揺るぎない信頼を勝ち得ている。今回のインドネシア戦も、コンディション不良などの事態が発生しない限りは、森保一監督のファーストチョイスだろう。
CB:高井幸大
生年月日:2004年9月4日(20歳) 所属クラブ:川崎フロンターレ 2024リーグ戦成績:22試合2得点 日本代表通算成績:1試合0得点 11月シリーズの日本において、最も影響を受けているのは主力級の3選手(伊藤洋輝、冨安健洋、谷口彰悟)を怪我で欠く最終ラインだろう。インドネシア戦も3バックで戦うことが予想されており、人数で言えば1スタメン分が離脱中だ。 3次予選が始まってからの全4試合でフル出場していた谷口が負傷で選外となったことにより、センターバックの右の位置に高井幸大が入るかもしれない。A代表での経験を考えると橋岡大樹の起用も十分にありえるが、11月に入ってからの同選手はクラブでウイングバックとしてピッチに立っている。 対する高井はCBを主戦場としており、3次予選・第1節の中国代表戦では後半途中から板倉滉に代わってセンターバックの右に入っている。高さの面でも高井に分があり、空中戦の競り合いでも期待できる。 チーム最年少20歳のDFが、A代表初スタメンのチャンスを掴み取る可能性は十分にあるだろう。