注目の若手俳優が共演!奥平大兼×鈴鹿央士「一度しかない本番で勝負強さを発揮するには?」
日本の劇映画で初めてeスポーツを本格的にテーマに据えた『PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』は、実在する男子学生をモデルに、eスポーツの全国大会を目指す学生たちを描いた青春ドラマだ。この作品で全国大会を目指す学生を演じるのは、デビューからオファーの絶えない若手俳優・奥平大兼さんと鈴鹿央士さん。映画の魅力を通して語ってくれたのは、仕事に対する姿勢や幼い頃のエピソードだった。 【画像】注目の若手俳優が共演! 奥平大兼×鈴鹿央士の写真をもっと見る
結果の良し悪しにかかわらず、全力で楽しむことには大きな意味がある
――eスポーツを題材にしたストーリーが注目されている今作。見どころを教えてください。 奥平 「新しいもの」がたくさん詰まっている作品だと思っています。何気ない学校生活やゲームをしているシーンで、以前までだとあまりない演出があったり。高校生が主人公の今っぽい映画ですが、若い人だけでなく大人の方が観ても楽しんでもらえると思います。eスポーツのように新しい文化や価値観が増えているなかで、今回の主人公たちのようにシンプルに何かを全力で楽しむことは、結果の良し悪しにかかわらず自身にとってすごく意味があることなんだと、本作を通して感じてもらえたら嬉しいです。 鈴鹿 eスポーツシーンで流れる、ゲームのプレイ画面の迫力とワクワク感をぜひ感じてもらいたいです。僕は普段小さいモニターでゲームをするんですが、映画館のスクリーンで見るプレイ画面の迫力は段違いで、アクション映画を観ているような気分になれました。 もちろん青春映画としても楽しめる作品で、eスポーツの大会のためだけに結成されたチームが数ヵ月という短い期間を一緒に過ごしているだけなんです。でもそれがすごく濃い日々で。3年間をともにする部活動とはまた違ったよさがあり、仲間同士の結びつきにも注目してほしいです。
芝居の準備は孤独。誘惑に負けちゃうことが多いけど(笑)
――これまでeスポーツをしたことがない人でも楽しめる映画ですね。鈴鹿さんは普段ゲームをされるとのことですが、今回の映画でその経験は役に立ちましたか? 鈴鹿 かなり役に立ちました。モニターに向かってゲームをしているシーンでも、実際に撮影中は画面にゲームの映像が映っていないことも多いので。普段ゲームをしているからこそ、ゲームのプレイ画面を想像でき、プレイ中どういうリアクションをするのかのイメージを芝居へと繋げることができました。