ガールズグループ・AMEFURASSHI 結成6周年の思いと“懐かしさ”感じるニューアルバム
スターダストプロモーション所属の4人組ガールズグループ・AMEFURASSHI(アメフラッシ)の小島はなが、このたび、ラジオ番組に出演。グループ名の由来や、結成6周年を迎えた現在の心境などについて語った。 【写真】4枚目のアルバム『Flora』について語る、AMEFURASSHI・小島はな 洗練されたダンスパフォーマンスとパワフルなボーカルで一期一会のライブ空間を作り出す、AMEFURASSHI。2018年11月の結成からさまざまなライブやイベントに出演するなど、精力的に活動を展開してきた。 デビュー6周年を迎えた11月3日(日・祝)には、4枚目のアルバム『Flora』豪華盤をリリース。来年2月11日(火・祝)には、TOKYO DOME CITY HALLでのワンマンライブが控えている。 ※聞き手=ラジオ関西『Clip』月曜日パーソナリティーの近藤夏子(シンガーソングライター)とタケモトコウジ(ラジオDJ) ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 【タケモトコウジ(以下:タケモト)】 AMEFURASSHI(アメフラッシ)というグループ名について、名前の由来は生き物の「アメフラシ」ですか? アメフラシがどんな生き物かは、知っていたんですか? 【小島はな(以下:小島)】 いえ、最初は知らなくて。最初にグループ名が「アメフラっシ」だといわれたとき、メンバーみんな「なにそれ?」みたいになったんですよ。そのあとに海の生物のアメフラシの画像を見せられて、「私たちはこれなんか?」みたいな(笑)。 【タケモト】 そう、あんまり気持ちのいい形じゃないよね。 【小島】 なんか、ナマコ? みたいな。 【タケモト】 そうそう、ナメクジとかナマコの軟体の感じよね。 【小島】 あんまりかわいいとは言えない……。 【近藤夏子(以下:近藤)】 (画像を検索して)え、キモっ……。 【小島】 あはは! 私たちも最初はびっくりしました。でも、「変幻自在な音楽活動を目指す」などのいろいろな意味があって。そのまま「アメフラシ」だとかわいくないので、ちょっとかわいくするためにちっちゃい「っ」を入れて「アメフラっシ」になりました。 【近藤】 そういう由来があるんだ。アメフラシには、“雨を降らせる”とか(の特徴)があるんですか? もしそうなら、野外イベントとかに呼ばれにくくなるんじゃないかなって心配になったんですけど。 【タケモト】 実際に雨を降らせるということではなかったはずやけど、確かに“雨降らし”やもんね。 【小島】 じつはちょっと、雨が降りがちではあります。つい名前に引っ張られて……。 【近藤】 うそやん!? そういうときは、近藤夏子をMCで呼んで! 晴れ女なんで! 【小島】 晴れ女なんですか!? それはぜひお願いします! 【タケモト】 そんなAMEFURASSHIですが、11月3日に結成6周年を迎えられました。おめでとうございます。 【小島】 ありがとうございます。 【タケモト】 小島はなさんが2004年2月26日生まれの20歳ということで、6周年を迎えたグループの人が20歳なんですね。 【近藤】 じゃあ、14歳のときに結成したってこと? 【小島】 AMEFURASSHIは6周年なのですが、メンバーとはグループ結成の10年ほど前から一緒に活動しているので、人生の半分くらいを一緒に過ごしていますね。 【近藤】 人生の半分といっても、20歳やん。10歳のときからってこと? 【小島】 そうですね。そのくらいのときからみんなと一緒にいます。 【近藤】 働くの早くない!? 【小島】 働いている感覚はあまりなかったです。最初のころは、習い事感覚でしたね。 【タケモト】 最初は、どういうところから入ったの? 【小島】 みんなオーディションでアイドルとして事務所に入って、最初は大人数でやっていました。そこから辞める人がいたりして、今の4人になりましたね。 【近藤】 最初は大人数いたけど、夢を追いかけるなかで違う方向にいったりしたんだ。そりゃそうやで、10歳やもん。 【タケモト】 そりゃ、いろんな夢が出てくるわ。中学生になったら、部活もやりたいとかあるもんね。 【小島】 そうですね。それで、今のAMEFURASSHIになってから6周年ですね。 【タケモト】 動画などもいろいろと見させていただきましたが、むちゃくちゃかっこいい! いわゆるアイドルの曲って、コールが入れやすい作りになってるというか、それが定番じゃないですか。でも、全然違って。最新のK-POPというか、世界のチャートに入っていそうなR&Bやヒップホップの要素もめっちゃ入れているんですよね。 【近藤】 はなさんのビジュアルもそうですよね。言い方は難しいですけど、キャピキャピしていないというか。 【小島】 そうですね。キャピキャピした感じの子はいないですね。 【タケモト】 クール系という感じですかね。 【近藤】 みんなそんな感じなんだ。 【タケモト】 最初からそういう路線だったんですか? 【小島】 6年前は、もう少しフェスっぽい感じのコールを入れやすい曲があったりしましたね。最近は、ライブの曲もコールを入れにくいかなと思うんですけど、ファンのみなさんがうまく入れてくださっています。 【タケモト】 あの曲でコールを入れられる? 【小島】 かっこいいコールを入れてくださっています。クラップも自由にやってくださっていて、すごくいい雰囲気なんですよ。 【近藤】 幼いころからレッスンを受けていて、きっとかっこよくパフォーマンスするんだろうね! 【タケモト】 普段はどんな感じなんですか? 【小島】「大人っぽい」とはあまり言われないですね。 【近藤】 でも、「落ち着いてる」とは言われるんじゃない? 【小島】 いやでも、メンバー4人が集まると、楽屋とかはほんとに女子校みたいですね。 【近藤】 そりゃ、女子4人はそうなるよね。 【小島】 女子校というか男子校みたいな、ほんとに騒がしい感じ(笑)。 【近藤】 今20歳でしょ? 20年後もね、変わらないよ。20年後の私が言うけど、変わらない。 【小島】 そんな雰囲気がしてます。 【近藤】 結局女子ってね、集まったらうっせえのよ(笑)。 【小島】 そうですよね。そろそろちょっと落ち着くかなと思ったんですけど。 【近藤】 それでいいんじゃない? でも、はなさん自身の雰囲気はすごく落ち着きのある人やなと思って。 【小島】 うれしい! やった、やった! 【タケモト】 だから、特技に「けん玉」って書いてるけど、けん玉をするイメージがパッと浮かばないですね。 【小島】 ほんとですか! “毎日けん玉をやる”という投稿をX(旧:Twitter)でずっとしてて。 【タケモト】 Xでしてたの? 最近ってこと? 【小島】 ちょっと前なんですけど、100日ぐらいずっと続けてけん玉をやってて、それでちょっと得意になりました。 【近藤】 なんでけん玉をやろうと思ったの? 【小島】 私も、なんでやってたのかなって思うんですけど(笑)。けん玉を教えてもらう機会があって、そのときにメンバーのなかで1番上手なのが私だったんです。それで、「100日続けてみようかな」みたいな。 【タケモト】 技をやるってこと? 【小島】 そうですね。「飛行機」とか「ロウソク」とか。 【タケモト】 玉のほうを持ってやる技ね。 【近藤】 なんで知ってるんですか? 【タケモト】 子どもが、学童の活動としてけん玉をやってて。 【小島】 私も学童でやりました! 【タケモト】 学童でけん玉をやることがあるんですよね。自分との戦いみたいな感じで、集中力は鍛えられるし。 【小島】 本当にそうですね。1日1時間くらいやってました。 【近藤】 100日続けて投稿するっていう根性よ。それがすごいわ。 【小島】 ありがとうございます。 【近藤】「もうええか」ってなりそうじゃない? 【タケモト】 なりそう、なりそう。 【小島】 そうですね。けん玉のほかにモノマネとかも……。 【近藤】 モノマネ? 【小島】 続けて投稿してたり。 【近藤】 モノマネを続けて投稿する? 【タケモト】 落ち着いているというイメージと、ますます違う(笑)。 【小島】 やっぱり続かないときもあったりしたんですけど、ファンのみなさんが楽しみにしてくださっているということもあり(続けました)。 【近藤】 真面目? 【小島】 真面目ですかね。 【近藤】 そんな気がするわ! 真面目だ。なんだかんだいって真面目な人、私好きだから! 【小島】 本当ですか! 【近藤】 私もそうなんよ。なんだかんだいって真面目なんよ。根が真面目なの。これ、全部ふざけてるフリ(笑)。 4人のなかではどうですか? ほかのメンバーは真面目? 【小島】 みんなそれぞれ真面目の向きが違うというか。私はルールとかは破れないタイプの真面目なんですけど、(ほかのメンバーは)練習はめっちゃするけど「ルールとかはいいんじゃない?」みたいなタイプだったり、真面目にもいろんなタイプがありますね。 【近藤】 ずっと一緒にやってきてるから仲はいい? 4人はケンカしない? 【小島】 最近はしないですね。もうちょっと若いころはぶつかり合ったりもしたんですけど、今はケンカになりそうでも自然消滅(する)というか。 【近藤】 自然にみんな、自分のなかでなんとなく咀嚼(そしゃく)して飲み込んでっていう。 【タケモト】 相手のことも分かるやろうしね。 【小島】 今はもう、ただただ空気みたいな感じで過ごしてます。 【タケモト】 グループ結成6周年を迎える11月3日(日・祝)に、4枚目のアルバム『Flora』豪華盤をリリースされたということですけれども、これもまためちゃくちゃかっこいい楽曲! 【小島】 ありがとうございます。 【近藤】『Flora』ということは、花をテーマにした楽曲が多いってこと? 【小島】 全部のテーマが花というわけではないのですが、リード曲の『Flora』は、“花の女神”がテーマになっています。ダンスも、花の妖精が踊っているようなイメージがあって美しい感じです。 【近藤】 タケモトさんが言っていた通りで、キャピキャピしている要素は今のところ一切ないね。 【タケモト】『Flora』は、“m-floっぽさ”がめちゃくちゃあるよね。 【近藤】 確かに! 言われてみれば、「トゥットゥットゥットゥ」のリズムもm-floっぽいね。AMEFURASSHIは、m-floを知らん世代だけどね。私が学生のときやもん。 【タケモト】 2000年とか2001年でしょ。作ってらっしゃる方がそこ(の時代)を狙って作っているのかな。 【小島】 AMEFURASSHIがずっとお世話になっている音楽プロデューサーのstyさんが作ってくださっていて、『Flora』は今1番AMEFURASSHIを代表している曲ですね。 【近藤】 いいと思う! 「懐かしい」ってなって、私たちアラフォー世代にも刺さるねん。 【タケモト】 ラップを入れたりという、今っぽい作り方が本当に素晴らしい。これでコールを入れてるというから、どうやってるのか……。 【近藤】 確かに! ライブに行ったらファンの方たちに合わせてできるんだろうけどね! 【小島】 はい、ぜひライブに来ていただきたいですね。 【タケモト】 現在は、アルバム発売記念のライブツアー「AMEFURASSHI Free Live Tour “Flora experience”」をやってらっしゃると。 【小島】 はい、開催中です。 【タケモト】 大阪では、11月17日(日)にららぽーと堺で開催したとのことですが、いかがでしたか? 【小島】 初めて行かせていただく会場だったのですが、とてもきれいな会場でフリーライブとは思えなくて、すごく気に入りました! 地方によって雰囲気が違うので、楽しめました。 【近藤】 大阪で「楽しかった」という言葉が聞けてよかったです。 【小島】 え、全然楽しかったですよ! 【タケモト】 たまに、「距離が近すぎる」という人もいるからね。 【近藤】 MCをやってるのにお客さん側が話しすぎて進めにくい、とかなかった? 【小島】 それはなかったです(笑)。 【近藤】 よかった、よかった。 【タケモト】 来年2月11日(火・祝)には、東京ドームシティホールでのワンマンライブが決定しております。会場もそこそこ大きくなってきているんじゃないですか。 【近藤】 ドームシティホールは大きいですよね。 【小島】 AMEFURASSHIにとっては、今までで1番大きい会場です。ソールドアウトを目指しているので、ぜひ来ていただきたいです! 【近藤】 どんなライブになりそうですか? 【小島】 このワンマンライブが2025年最初のライブになると思うので、いいスタートダッシュになるような素敵なライブをお届けしたいなと思っています。 【近藤】 はなさんが(グループの)リーダーなの? 【小島】 いえ、違います。リーダーはいないんです。私が最年少で、同い年が1人と、1歳上と2歳上が1人ずついます。 【近藤】 そういうパターンか。すごくしっかりしすぎてるからさ。 【タケモト】 安心やわ、これはもう。 【近藤】 そりゃ安心やで。けん玉100日できんねんで。 【小島】 そこですか(笑)。 【近藤】 そりゃそうやん! (普通は)けん玉100日はできないって。それをする子やもん、信頼しかないよ! 【タケモト】 コツコツできる子やと。 【近藤】 そういうこと。コツコツが上手な子は応援したくなるねん。 【小島】 うれしい! ありがとうございます。よかった、けん玉してて。 【タケモト】 2月11日のライブでもけん玉を披露されるんですか? 【近藤】 あはは! イメージが違うから! 【小島】 東京ドームシティホールではしない……。 【タケモト】 あ、ちょっと遠いか。 【近藤】 今回は1人で来てくれてるからこうやっていじらせてもらってるけど、4人そろったらいじれる環境じゃないって! あんなかっこいい楽曲やっとんよ! 【タケモト】 3人が曲を披露してる横で、「もしカメ」を1人で……。 【近藤】 そんなことできへんって! コントちゃうねんから! 【小島】 話題になっちゃうかもしんない(笑)。でも、せっかく言ってくださったので言っときますね。 【近藤】 無理せんでええって! 真面目が変な方向を向いてる(笑)。 ※ラジオ関西『Clip月曜日』2024年11月18日放送回より
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