ペレス、F1キャリア12年で終了危機!次なる舞台は2026年キャデラックか?
セルジオ・ペレス(34歳)とレッドブルが即時関係を終わらせる契約に合意したことで、ペレスのF1キャリアは12年で途絶えることになりそうだ。 ペレスは、今年6月にチームと2026年末までの契約を発表して以来、プレッシャーにさらされてきた。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表の言葉を借りれば、この新契約はペレスの心を「落ち着かせ」、最高の状態を取り戻すのに役立つことを期待していたというが、ホーナー代表は今月「うまくいかなかった」と認めた。 ペレスは前半は好調だったものの、中盤以降は苦戦。最後に表彰台に立ったのは第5戦F1中国GPで、最後の8戦ではわずか9ポイントしか獲得できなかった。 その結果、レッドブル・レーシングはコンストラクターズ選手権で3位に転落し、数十億円もの賞金を失い、従業員のボーナスも減額されることになった。 元F1王者のジェンソン・バトンらも「フェルスタッペンの隣は最も難しいシート」と評しており、「自分なら乗らない」と語るほどだ。そんな難しいシートで、さらにマシンも不調だった中、ペレスは奮闘したが空回りしてしまったことを認めている。 すでに2025年のシートに空きはないが、2026年からはキャデラック/GMが11番目のチームとして基本合意に達しており、南米のメキシコの英雄かつトップチームで優勝経験もあるベテランなら欲しがる可能性もあるだろう。 気になるのは、ペレスの後任だ。レッドブル・レーシングは「後日発表」としているが、角田裕毅とリアム・ローソンのどちらかが乗るのはほぼ間違いない。しかし、F1公式サイトも他の海外メディアと同様にローソンが指名されると予想。そして角田裕毅とともにレーシングブルズをドライブするのは今季F2で年間2位だったアイザック・ハジャー(フランス、20歳)が契約したと見られている。