腐らせ食材ナンバー1“もやし”冷凍保存の裏ワザ 目からウロコ「激カンタン」保存&解凍法を紹介
冷凍もやしのウマウマあんかけ炒め 【材料1人分】 冷凍もやし 1袋(200グラム) ごま油 大さじ1 A〈鶏ガラスープの素 小さじ1 オイスターソース 小さじ2〉 B〈片栗粉 小さじ2 水 小さじ2〉 青ネギ…適量 【作り方】 ①ごま油をひいたフライパンに冷凍もやし、〈A〉を入れ、中火で2分加熱する。 ②もやしから水分が出てきたら、一度火を止めて、少し冷ましてから〈B〉(水溶き片栗粉)を加え、手早く全体を混ぜる。
③再び中火にかけ、混ぜながら1分ほど加熱してとろみをつける。 ④器に盛り、お好みで青ネギをかける。 冷凍もやしを炒めたときに出るうま味豊富なエキスを、あんかけでまるごといただきましょう。ほかの野菜や豚肉などをを加えるなど、アレンジもできます。 もやしのナムル(下味冷凍) 【材料2人分】 もやし 1袋(200グラム) すし酢 大さじ2 しょうゆ 大さじ1 ごま油 大さじ1 【作り方】 ①耐熱ボウルにもやしを入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分加熱する。
②冷凍用保存袋に粗熱を取ったもやしを汁ごと入れ、すし酢、しょうゆ、ごま油を加える。 ③空気を抜き、なるべく薄く平らに広げて冷凍する。 食べるときは、保存袋のままボウルに入れ、流水解凍します(途中で手でほぐせば10分程度でとけます)。冷凍&解凍中に調味液を吸うので、調味料は少なめでOK! 加熱してから冷凍するとカサが減るので、保管でスペースをとりません。 ■30年前より「安い」もやし 最後に、もやし生産者の話をさせてください。
総務省の家計調査によると、もやし1袋(200グラム)の全国平均価格は、約30年前の1993年は40.48円、2023年は33.60円。 一方で、原料種子となる中国産緑豆の価格は3倍以上に。人件費や光熱費も含め、生産コストはどんどん上がる反面、平均価格はむしろ下落傾向にあり、生産者の利益が出ない状況に陥っています。 では、どうしてここまで、もやしは安く売られているのでしょうか。 もやしの生産を手がける(株)旭物産の会長で、工業組合もやし生産者協会理事長を務める林正二さんに伺うと、1つは「生産者と小売店との隔たりに理由がある」といいます。