腐らせ食材ナンバー1“もやし”冷凍保存の裏ワザ 目からウロコ「激カンタン」保存&解凍法を紹介
そんな食材こそ、冷凍が力を発揮します! では、具体的なもやしの冷凍方法をご紹介します。 一番重要なのは鮮度。買ったらその日のうちにすぐ冷凍してください。逆にいうと、鮮度が落ちてしまったもやしは冷凍せずに、生のまますぐ調理して食べてしまってください。 冷凍するときは、生のまま冷凍用保存袋に移し替えて、冷凍庫に入れます。先に述べたように、もやしは洗わなくてよいので、そのまま保存袋に入れて冷凍しましょう。洗ってしまうと水分がついてしまい、冷凍時に氷の結晶が大きくなり傷みやすくなります。
また、冷凍しても早めに使ったほうがよく、目安は3週間以内です。 ■おいしく食べる解凍のポイント 次に大事なのは解凍の仕方です。 凍らせるともやしの組織が壊れて、解凍時に水分とともに栄養や風味も流れ出てしまいます。ですので、自然解凍せず、凍ったまま加熱調理することがポイントです。出てきたうま味たっぷりのエキスも一緒に摂れる、スープやあんかけ炒めなどがおすすめです。 一方、生のもやしに比べて食感は柔らかく、水分もかなり出るので、通常の炒め物にはあまり向きません。冷凍することで食感は変わりますが、調味料が染み込みやすく、味しみがよくなるメリットもありますので、そのあたりをうまく活用しましょう。
少し手間ですが、茹でたもやしを下味冷凍することもできます。 事前に火を通しているため、解凍後の調理時間も短くてすみ、生で冷凍するより食感や色を保ちやすく、カサも減ります。加熱後に調味料で味付けをすれば保存性も高まり、解凍後にすぐ食べられるので便利です。 (関連記事:時短以外にもメリット、おいしさ保つ「下味冷凍」) ■冷凍もやしの絶品レシピ 冷凍もやしを活用した、筆者おすすめのレシピをご紹介します。 ヘルシーなのに食欲が湧くおかずも、冷凍もやしがあれば時短で完成! ナムルは茹でたもやしを使う下味冷凍なので、解凍のみですぐに食べられます。