腐らせ食材ナンバー1“もやし”冷凍保存の裏ワザ 目からウロコ「激カンタン」保存&解凍法を紹介
物価が上がって苦しい家計の救世主食材といえば「もやし」です。 とはいえ、安売りでたくさん買っても、うっかり腐らせることが多いですよね。そんなときに知っておくと便利なのが、もやしの上手な保存法。実は冷凍できるって、知っていましたか? 本稿は、「冷凍食品専門家」「冷凍生活アドバイザー」として活動し、『いますぐ食べたい! 冷凍食品の本』や『冷凍王子の冷凍大全』などの著書のある“冷凍王子”こと西川剛史さんが、もやしの冷凍術を紹介します。 【写真で見る】物価が上がって苦しい家計の救世主食材「もやし」は冷凍できる。おいしく保管する裏ワザを紹介
■安価なもやしは家計の救世主! もやしは、今も昔も人気の食材です。 人気の理由は、まずは使い勝手のいい野菜であること。もやしは皮むきやカットがいらないことに加えて、意外と知らない人もいるかもしれませんが、出荷前にきれいな水で洗浄されているので、基本的に水洗いは不要。袋からそのまま鍋やフライパンに入れて手軽に調理できます。 物価が上がって苦しい家計の救世主食材「もやし」は冷凍できる。おいしく保管する裏ワザを写真はこちら(計9枚)
それから栄養面。 もやしにはカルシウムや葉酸、ビタミンC、アスパラギン酸など健康に役立つ栄養素が含まれています。かつ、低カロリーでヘルシーな食品なので、ダイエット中の方も好んで利用されているかもしれませんね。 そして、もちろん安価ということも挙げられるでしょう。 食料品の値上がりが続く今でも、もやしはとても安く買えます。スーパーで目玉商品となっていることもあります。消費者にとってはうれしいですよね(価格が安すぎることは、別の問題を引き起こしているのですが、これについてはあとで述べます)。
■「うっかり腐らせる」野菜1位! 習慣的に料理をする2000人を対象にしたアンケートで、「うっかり腐らせてしまった経験のある食材」の1位は「もやし(21.7%)」でした(旭化成ホームプロダクツ調べ※外部配信先では図を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。 安いのでとりあえず買っておいたものの、もやしは足が早いので、使いそびれてしまうケースが多いのかもしれません。