【知らないと損をする!】プロが教える「資産価値が下落するマンション」の特徴ワースト3
● 2.眺望がまったくない物件 2つ目は個別の物件についてのポイントです。眺望がまったくない物件は資産性と言う点では危険です。 眺望が悪い場合は日当たりと通風も悪い可能性が非常に高いです。この3つについてはリフォーム、リノベーションしても変えることのできない点であり、一度購入をしてしまうとどう頑張っても解消されることがありません。 加えて、国土交通省のデータによるとマンション購入時に3人に1人が眺望を考慮したと答えており、皆さんが「気にしない」と思っていても、次に買う人がネックに感じる可能性が高いでしょう。 大パノラマ物件である必要は決してしないですが、多少の眺望を意識できると資産性を保つという点においては安心でしょう。なにより、眺望、日当たり、通風が確保された物件は住んでいても気持ちがいいですから居住面でもメリットは大きいです。 基準としてはイスに座った状態で窓の外を見たときに空が見えれば眺望は確保できていると考えていいでしょう。
● 3.自主管理物件 最後は自主管理物件です。自主管理物件とは、マンション管理を管理会社に委託せず、住民たちだけで管理を行う形態です。この方式を取っている物件は、まず避けたほうがいいです。 自主管理はどうしても管理が甘くなりがちです。それは当たり前のことで、管理はスキルと経験があるプロが行うからこそ管理なのであり、素人では限界があります。 また、住民が日々マンションのことだけ考えられればいいですが、多くの人が仕事やプライベートとのバランスを見ながら管理をすることになります。当然、やれることは限られるでしょう。 「マンションは管理を買え」と言いますが、この点において自主管理物件はマンション最大のメリットを発揮しづらく、資産価値は大きく下がる傾向が強いです。 加えて、皆さんはよくても次に購入を検討している人が物件が自主管理であるがゆえに銀行の審査が通らなかったというケースは少なくないので、注意が必要です。 この点については、マンション購入を検討する際に不動産会社に管理状況を確認すればわかることですので、必ずチェックしましょう。
江口亮介