「春キャベツ」の簡単スープはこんな風に。焦げ目をつけるとグンと美味しく!【お米農家のヨメごはん】
こんにちは!富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・15歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らす。そんな私たちの、食卓周りの日常を皆さんにお伝えする連載128回目。 【写真14枚】「春キャベツ」と「新玉ねぎ」スープの作り方を写真で見る!味付けはベーコンの旨味と塩コショウのみ! 今回は、春野菜で優しい味わい且つ食べごたえのあるスープ2種と、海外短期プログラムに参加した娘の様子、そして農作業のビニールハウス準備についてお伝えしたいと思います。 桜は終わろうとしているけれど、これからは新緑が美しい季節。この時期は、苦みがたまらない菜の花やたらの芽も美味しいけれど、今回は、甘くて柔らかい春キャベツと新玉ねぎを使って、優しい味わいのスープを作る事にした。 フライパンにオリーブオイルを熱して、大きめに切った春キャベツを焼いていく。しっかりと焦げ目をつけると、香ばしさとコクがでる。 そこへ水をヒタヒタに注いで、ベーコンを入れ、あとは蓋をして、火を通すだけ。 味付けは、いつもの事ながら塩コショウのみ。焼いた春キャベツとベーコンからしっかり旨味が出るので、コンソメ等は使わなくて大丈夫。 春の優しい味わいのスープ、あっという間に完成。大きめに切った春キャベツのおかげで、食べごたえもしっかりある。 おかずは簡単に、冷凍食品のコロッケにサラダをたっぷり添えて。忙しくなってきた春作業の合間の、ある日のお昼ごはんはこんな感じ。 もう1つ春野菜のスープは、新玉ねぎで。こちらも、ベーコンの旨味を借りて作る。お鍋に丸ごと新玉ねぎと水を入れたら、あとは蓋をしてコトコト柔らかくなるまで火にかけるだけ。塩コショウしたら出来上がり。 どこまでも優しい味わいのスープをそのまま堪能するも良し、バターを載せて少しコクを出すも良し。レモンの皮を散らして、爽やかに味変させるのもお勧め。 春ならではのスープを今回は2種類作ってみたけれど、今度は新ごぼうやアスパラでも作ってみよう。 さて娘は春休み、海外での短期プログラムに参加した。 帰国するなり「日本サイコー!」、と言葉が出た。これまで親に連れまわされて何カ国か旅してきた娘だが、1人ホームステイはまた勝手が違ったようだ。 カルチャーショックや生活習慣の違いから、最初の数日は泣いて過ごしたと言っていた。それもまた、良い経験になっただろう。 たかだか春休みを過ごしただけで、英語を話せるようにはならない。でも、英語でやり取りする度胸だけはついたと、笑顔で嬉しそうに話してくれた。それで十分。 あとは、私が作るお料理が美味しい事がわかったとも言っていた。この発言には私も嬉しくなって、これからも食事作りくらいのサポートはできるだけ頑張ろうと思った。 もちろん無理のない範囲で、やわやわ(富山弁でマイペースの意)と。