夏のような日かあったと思ったら冬のような寒さ…「ダウンは必要?」この先どれくらい寒くなるのか 「気温と服装の目安」や温かく過ごすコツを紹介
特に、東日本や西日本に寒気が流れ込みやすく、平年より気温が低くなるタイミングがあるでしょう。 11月は寒暖差が大きく、一時的に気温が低くなるタイミングはありました。では、いつから本格的な寒さになるのでしょうか? ■本格的な寒さになるのはいつから? 気象庁の1か月予報によると、12月前半までの平均気温は「全国的に平年より高く」なりそうです。 3か月予報では、12月から2月の平均気温は「全国的にほぼ平年並み」と予想されています。
ただ、月別の各地の確率に注目すると、1月は東日本と西日本で平年より低くなる確率が40%で、平年並みや平年より高くなる確率を若干上回っています。前述したように、東日本や西日本を中心に寒気が流れ込みやすいためです。 平年並みだとしても、暖冬だった昨シーズンと比較すると、寒さが厳しくなりそうです。 記憶にある方も多いと思いますが、昨シーズン(昨年12月~今年2月)の平均気温は、全国的に平年よりかなり高くなりました。
東北から九州にかけて、平均気温が平年より1.5℃以上高かったことを示す、赤色です。 平均気温の高さは、青森、仙台、宇都宮、横浜、鹿児島などで統計史上1位の記録を更新しました。東京や名古屋、金沢、京都、松江、広島、松山、福岡、熊本、那覇は統計史上2位、大阪は統計史上3位でした。 記録的な暖冬となったのは、西高東低の冬型の気圧配置が長続きせず、寒気の流れ込みが弱かったためです。さらに、今年2月頃は南から暖気が流れ込んだ時期があったことが原因です。
寒がりな筆者でも、昨シーズンはダウンコートを着た回数が少なく、手袋やマフラーもあまり使わずに冬を越すことができました。 ■ダウンコートの目安の気温は? 暖冬だった昨シーズンは出番が少なかったダウンコートも、厳冬の今シーズンは活躍しそうです。衣替えは終わったけれど、ダウンコートはまだ出していないという人も、そろそろ準備をしておきましょう。 一般的にダウンコートを着る目安は、気温が5℃以下とされています。