【2024年3月】今月もっとも多く読まれた記事は?Wedge ONLINE人気記事ランキングTOP5
Wedge ONLINEでは「日本を もっと、考える」というテーマのもと、世の中の“いま”を深掘りする情報をお届けするべく、2023年度も多くの記事を配信してきました。 今回はその中から、2024年3月に多くの方に読まれた記事・TOP5を発表します。 第5位からの発表です! <目次> 第5位:ロシア人はなぜプーチンを支持するのか?元商社マンが見たプーチン誕生後のロシア社会見聞録(上) 第4位:1万8000円の海鮮丼が外国人観光客に人気な理由 変わる世界との〝お財布事情〟日本のサービスと賃金が変わる「きっかけ」を 第3位:【ロシア人の本音】「戦争賛成が8割」の裏で動員に怯える18歳、国外脱出する人々、圧殺される反対の声 ……記者は戦時下のモスクワへと飛んだ 第2位:【3・11から13年】羽生結弦が東日本大震災へ込めた思いと希望をもらった被災地のアイスショー、大女優・大地真央さんとのコラボで見せた新境地とは 第1位:〈写真に注目〉海外でこんなに大きな魚が釣れる理由 釣り人たちにも影響を及ぼす日本漁業の悪循環
第5位:ロシア人はなぜプーチンを支持するのか?元商社マンが見たプーチン誕生後のロシア社会見聞録(上)
3月17日のロシアの大統領選挙を前にプーチン政権がなぜ高支持率を維持できているのか、専門家がこぞって指摘しているのが、ロシア人の大多数がプーチン政権下での安定したロシアを望んでいるという点である。筆者も全く同感である。 ソ連崩壊後からエリツィン時代を通じて十数年続いた経済破綻(マイナス成長+人口減)とチェチェン独立派テロによる社会不安を剛腕により短期間で立て直し、安定して強い新生ロシアをもたらしたというプーチン神話である。 筆者は商社勤務時代の2001年~2003年、つまりプーチン政権の初期の時代に数カ月に1回程度の頻度でロシアに出張した。ソビエト連邦時代に輸出した機械設備などの債権回収が目的であった――。
第4位:1万8000円の海鮮丼が外国人観光客に人気な理由 変わる世界との〝お財布事情〟日本のサービスと賃金が変わる「きっかけ」を
「値決めは経営である」という京セラの創業者でJALの再生を指揮した稲盛和夫氏の有名な言葉がある。バブル経済崩壊以降長らくデフレが続いた日本で、主にインバウンド顧客を対象に高額な製品・サービスが売れている。 例えば、東京・豊洲に2月に開業した大型商業施設、「豊洲 千客万来」のフードコートにある海鮮料理「江戸辻屋」では江戸辻屋の本マグロ丼6980円で主にインバウンド客に好評だという。同じ「豊洲 千客万来」3階の築地うに虎の「皇帝」という海鮮丼は1万8000円も話題になっている。 残念ながら筆者は「豊洲 千客万来」にはまだ訪問していないのだが、2024年2月のアムステルダム(オランダ)、ジュネーブ(スイス)、ロンドン(英国)、バルセロナ(スペイン)への出張とも比較しながら、日本の価格設定について考えてみたい――。