U15フットサル全日本選手権に初出場 福知山ジュニアユース、関西の代表決定戦制し
京都府福知山市の中学生サッカーチーム、福知山ジュニアユースクラブ(廣瀬雅也監督、96人)の3年生選抜メンバーが、来年1月11日~13日に栃木県で開かれる「JFA 第30回全日本U15フットサル選手権大会」に出場する。府大会で優勝し、初めて挑んだ関西大会でも代表決定戦を制し、念願の全国初出場の切符をつかみ取った。 3年生29人から10人を選抜して挑んだ7、8月の府大会は、予選リーグを順調に勝ち上がったものの、決勝トーナメントの準決勝、決勝は接戦となり、ともに1点差を制して優勝。準優勝のチームとともに、関西大会に駒を進めた。 関西大会は10月に和歌山県であり、関西2府4県の代表12チームが出場。A~Dの4ブロックに分かれ、予選リーグをしたあと、AとB、CとDの1位同士で、代表決定戦をした。 同クラブは予選Dブロックに入り、2戦全勝で代表決定戦に進み、奈良県代表のアスペガスと対戦した。アスペガスはサッカーチームだが、普段からフットサルの練習もしている強豪で、一時は2点差をつけられる場面もあった。 それでも、攻守ともに集中力を切らさずに戦い抜いた。最終的には、4得点を挙げた城田那伊希選手(久美浜中)の活躍を含め、チームプレーと個人技がうまくかみ合って、5―3で逆転勝ちを収めることができた。
「目標は全国優勝」 激励会で選手語る
18日には市役所で激励会があり、出場メンバーと指導者のほか、渡邊尚生副市長、廣田康男教育長、市スポーツ協会の一ノ瀬明美副会長らが出席。「最高のプレーを」「健闘を祈ります」などと、それぞれから励ましを受けた。 廣瀬一心主将(成和中)ら選手たちも、「応援してくださるみなさんへの感謝の気持ちを忘れず、初出場の全国大会で優勝をめざします」「関西大会のときより、良い試合をしたい」などと、力強く決意表明した。 廣瀬主将、城田選手を除く出場メンバーは次のみなさん。 河合星武(日新中)、熊谷武尊(三和中)、宮下櫂(日新中)、木村太陽(南陵中)、岡花泰輝(綾部中)、田中榛(江陽中)、安田蓮(豊岡北中)、荻野飛龍(氷上中)