【侍ジャパン】「(頭が)真っ白に…」プレミア12開幕投手の巨人・井上温大が井端監督からかけられた言葉
「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」(11月9~24日)に出場する侍ジャパンの事前合宿が2日、宮崎市清武総合運動公園で行われ、侍ジャパンの巨人・井上温大投手(23)が、開幕零封への意気込みを示した。前日1日に井端監督が初戦となる13日のオーストラリア戦(バンテリンD)での先発を明言。「チームの勢いに関わってくると思うので、日本に勢いをつけられるように思い切って投げたい。ゼロに抑えられれば負けはしない。シーズン中も思っていた先制点を(与えないことを)意識したい」と力を込めた。 指揮官から告げられたのは、合宿初日だった10月29日のウォーミングアップ前。「初戦投げるから日本に勢いをつけてくれ」と言葉を受け、「(頭が)真っ白になりました」という。それでもバンテリンDでは22年9月23日にプロ初勝利を挙げるなど2戦2勝と好相性で、追い風も吹く。「投げやすいですし、そういうの(縁)も感じます。広いんで、投手側はすごく大胆に攻められる」。臆することなく腕を振り、好スタートへの力になる。(田中 哲)
報知新聞社