[初代WRX S4]狙うなら断然後期!! 前期モデル避けるべきワケって
日本のみならず世界でも幅広い支持を得ているスバル WRX。その中でもアイサイトが付いて、ATの設定があるWRX S4は、誰でも楽しく安全にスバルの本格スポーツを楽しめるので一回は乗っておきたい。しかし、新車は中々手が出せない人も多いだろう。そこで今回は、中古車に的を絞り考えていく。 【画像ギャラリー】先代WRX全然悪くないじゃん!中古なら120万円から狙える先代WRX S4を是非(34枚) ※本稿は2024年9月のものです 文:伊達軍曹/写真:スバル 初出:『ベストカー』2024年10月10日号 ※中古相場や流通数は伊達軍曹氏調べ(2024年8月下旬取材時)
■乗り心地が改善された改良型を狙いたい
2014年に登場したスバルの4WDスポーツセダン。同タイミングで登場した「WRX STI」は最高出力308psのEJ20型エンジン+6MTという組み合わせだが、こちらWRX S4は最高出力300psのFA20型2L水平対向4気筒に高トルク対応のCVT「スポーツリニアトロニック」を組み合わせている。 ●中古車購入ポイントは? 初代WRX S4全体としての状況は、流通量が約220台で、価格帯は総額120万~480万円といったところ。大幅改良が行われた2017年7月以前の世代は総額100万円台前半から狙えるが、この世代は足が非常に硬いため、できれば2017年7月以降の年式を選びたい。 その場合の価格帯は総額180万~480万円となるが、とりあえずは総額250万円前後のゾーンでも、まずまず好印象な1台が見つかるはず。2018年9月に追加された最上級グレード「S4 STIスポーツ」を狙いたい場合は、総額280万~360万円が目安となる。 ●スバル WRX S4〈初代〉(300ps) ・中古相場:約120万~480万円 ・新車時価格:552.3万~589.9万円 ・年式:2014~2021年 ・入手しやすさ:★★★★☆ ・中古車オススメ度:★★★★☆