2失点完投も西南大のエース優勝決定戦に進めず「自分の腕でチームを勝たせるように」【九州六大学野球】
◆九州六大学野球春季リーグ戦第5週第2日(雨天延期分)福岡大2―1西南大(21日、福岡県宮若市・光陵グリーンスタジアム) ■プロ入り前の新垣、大瀬良、梅野…【秘蔵写真】 優勝争いをリードしていた西南大はシーズン終盤の2連敗が響き、優勝決定戦に進めず、2季ぶりの頂点に届かなかった。先発の阿部友哉(4年・唐津西)が福岡大を相手に9回2失点と力投を見せたものの、味方打線の援護を得られなかった。 チームの優勝決定戦進出と自身4勝目を懸けてマウンドに上がった阿部は、相手打線に9安打を許して痛恨の今季初黒星を喫した。「自分が悪い流れをつくってしまい、最少失点で抑えるという先発投手の役目を果たせなかった」と悔しさをにじませた。 今季は4勝の茶屋野洋輝(4年・熊本学園大付)と共に〝ダブルエース〟として西南大をけん引。秋もチームに残り、もう一度栄冠を目指す。右腕は「自分の腕でチームを勝たせるよう頑張ります」と挽回に向けて自らを鼓舞した。(山崎清文)
西日本新聞社