藤井聡太八冠(21)が大先輩の鋭いツッコミでタジタジに… 勝負めしの「ラム肉」では意外な悩みも
CBCテレビ
17日、師匠の杉本昌隆八段とのトークショーにのぞんだ、藤井聡太八冠。「対局中、脳みその中で何が見えているの?」という難しい質問や大先輩に突っ込まれてタジタジになる藤井八冠の姿も。 【写真を見る】藤井聡太八冠(21)が大先輩の鋭いツッコミでタジタジに… 勝負めしの「ラム肉」では意外な悩みも 2月8日、前人未到の「タイトル戦20連覇」を成し遂げた藤井八冠。その偉業達成で、大阪の高槻市で開かれる予定だった王将戦第5局は「幻」となりました。 その代わり…17日の子ども将棋大会には、サプライズで登場。 (藤井聡太八冠・21歳) 「これまでの練習の成果を存分に発揮すること、何より、きょう1日楽しんでいただけることを願っています。それでは対局を始めて下さい」 藤井八冠の視線を感じながらも、集中して対局する子どもたち。この中から藤井八冠の未来のライバルが登場するかもしれません。 ■大先輩たちの“鋭いツッコミ”が止まらない! 子ども将棋大会の視察の後は、師匠の杉本昌隆八段(55)らとトークショー。王将戦を振り返り、自ら解説したのですが… (藤井八冠) 「この段階では、それほど緊迫した局面ではないと思っていた」 (浦野真彦八段・59歳) 「いや、結構緊迫しているけどね!」 (杉本八段) 「これで緊迫してないと言われたらビックリ」 (浦野八段) 「封じ手で飛車がぶつかるのは、なかなかないから」 (藤井八冠) 「…」 大先輩に突っ込まれた藤井八冠は… (藤井八冠) 「展開によっては緊迫すると思います」 鮮やかな返しで、会場を笑いに包みました。 また、偉業達成の大一番となった王将戦第4局の勝負めし「ラム肉の炭火焼」について、こんな裏話も。 ■『脳内将棋盤』を使わないという噂は、本当ですか? (藤井八冠) 「食事は急いで食べて(今後の)局面を考えていた。ラム肉を食べたのですが、ソースが3種類あって…急いでいたが、毎回どのソースをつけるか悩んだ」 そして、対局の最中「脳みその中ではどんなイメージが浮かんでいるの?」という難しい質問も。 (長谷川女流二段) 「『脳内将棋盤』を使わないという(噂)は本当ですか?」 (藤井八冠) 「そんなことはなくて(脳内将棋盤は)あるんですけど(笑)頭の中に常に盤を(思い)浮かべているかというと、そういうわけではなく、形勢判断をする時など、盤面が必要になった時に浮かべて考えるというのが体感として近い(イメージ)」
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