マクトミネイ、マンチェスター・U退団を振り返る「ナポリのサポーター、コーチ、選手を見てチャンスを感じた」 ナポリで公式戦15試合4G3A
ナポリに所属するスコットランド代表MFスコット・マクトミネイが、マンチェスター・ユナイテッド退団を振り返った。イギリスメディア『BBC』が伝えている。 【動画|ハイライト】マクトミネイがルカクの同点弾をアシスト!ウディネーゼ×ナポリ セリエA第16節|2024-25シーズン マクトミネイは今年8月、5歳のころから過ごしてきたマンチェスター・ユナイテッドを退団し、ナポリに移籍した。ナポリでは公式戦15試合に出場して4ゴール3アシストを記録しており、セリエA2位に立つチームを攻守にわたって支えている。 マクトミネイは「大きな決断だったが、ある意味ではとても単純なことだった」と退団を振り返り、こう語った。 「熱狂的なサポーター、コーチ、選手たちを見てチャンスを感じた。そして、それを受け入れた。後ろを振り返ったりはしなかった。自分が望んだことだとわかっていたから、決断するのに時間はかからなかったし、人生で後悔することは決してないだろう。やりたいと思ったらすぐ実行に移す。それだけだ。僕を止めるものは何もない」 新天地の居心地は快適なようだ。マクトミネイは「この場所が大好きだ」と話す。また、同選手がナポリに移籍するのと同じタイミングで、スコットランド代表MFビリー・ギルモアがブライトンからナポリに移籍した。 「サポーターもチームメートも大好きだ。ビリーとはスコットランドで会うだけではなく、毎日一緒にいることができるようになったし、お互いに助け合ってきた」 エリック・テン・ハフ前監督はマクトミネイを引き留めたいと考えていたという。しかし、マンチェスター・ユナイテッドにとって、下部組織で育ったマクトミネイの売却はファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の規定上、大きな利益となる。 「双方の決定だった。『チャンスはある。行きたいか? 』という話だった。もちろん、クラブにとってFFPは難しいことだとわかっているし、地元出身の選手に関して決断するというのは簡単なことではない。でも、僕はそんなこと考えたこともなかった」 「僕の考えはナポリに来て、サポーターやコーチに出会い、本当にいいことをしたいということだけだった」 「マンチェスター・ユナイテッドでの最後の日、みんなに会った。別れを告げるのは難しいことだった。でも、それがフットボールであり、人生だ」 「僕は彼(エリック・テン・ハフ)と話をした。彼は状況についての考えを話した。僕は『いいですか。これは自分のキャリアのことだ。僕は自らを奮い立たせるためにここにいる』と言ったんだ」 「こういう状況では、自分のことを第一に考え、外部の要因に影響されることなく、自分のキャリアで何をしたいのか、直感に従わないといけない」 「友好的なものだったよ。あのクラブで22年間過ごし、僕の人生だった。心の底から愛している。でも、僕は新しい一歩を踏み出した。僕はここでの生活をとても楽しんでいる」
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