サムスンの変幻自在ディスプレイ展示、やりすぎ感がたまらない
薄くて柔らかいディスプレイの応用範囲たるや。 世界各国で開催される家電やデバイスの展示会は、まだ見たことがないビックリドッキリメカで溢れています。 バルセロナで行われた「MWC(モバイルワールドコングレス)」にて、Samsung(サムスン)がお披露目したアイテムはOLEDディスプレイを採用したものばかり。薄くて曲がるのにタッチ操作もできる技術がたくさん並びました。
画面が広がるスピーカー
「OLED Smart Speaker」は、画面の上半分が自動開閉することで横長から正方形に近い形に変形します。YouTubeやX(旧Twitter)などウェブサイトを見るのに適していますね。 しかしどんなにハイテクになっても、デジタル目覚まし時計っぽさは刷新されないのね…と思ってしまいました。ある意味、基本形に忠実なのかも?
自分では見られないヘッドホンディスプレイ
ヘッドホンにタッチスクリーンが付いたら便利なのでしょうか? 誰が思いついたのか、ハウジングの外側にOLEDディスプレイを搭載したのが「OLED Headphone」。 充電残量、現在時刻、おそらく再生中のジャケット・アートといった情報の表示もできるようになっています。 耳の真横なので操作のしやすさは良いかもしれませんが、装着時に目視できませんね。何を聴いているのかもバレバレです。でもファンシーでハイテクっぽさがあるのは、好む人もいそうです。
腕に巻くディスプレイ
スマートウォッチでは物足りなかったのか、スマホをウェアラブルにしてしまったのが「Cling Band」。腕時計より視認性が高いのが利点でしょうかね。 たとえばスキーウェアの上に巻いたり、脈拍や血圧や体温などが分かれば患者さんに使えたりと、いろいろ可能性がありそうです。 Source: YouTube via MIKE SHOUTS
岡本玄介