「とめ、はね、はらい」覚えなきゃダメ?文字を書かない時代こそ考える“書くこと”の重要性 理解力・記憶力にも影響
■書くことで鍛えられる記憶力、理解力
パックンは「算数も飲み会の会計程度しか日常的には使わないが、考え方をインプットすることで、思考能力が高まる」との考えを示す。「それと同じく、字を書く効率を良くしたり、キレイに見せたりと、デザイン性の勉強にもつながる」。しかしながら、日常生活では「メールの返事は、AIが推薦する文章に頼っている」という。「自分の思考力を、毎日少しずつ失っているように感じる」。 とは言っても、学校教育の現場では、手書きが再評価されているようだ。親野氏はスウェーデンの事例として、「ITの勉強道具をやめて、紙の教科書とノートで手書きした方が、理解力や記憶力、思考力が深まるという研究結果がある」と紹介した。 (『ABEMA Prime』より)
ABEMA TIMES編集部