セリアの糸を編んでいくと…… “身近なあるモノ”にシンデレラフィットする小物が完成「探し求めてたケース」「可愛すぎて一目ぼれ」
本体8段目~10段目
立ち上がりの鎖編みを1回して8段目に入ります。8段目は減らし目をします。鎖編みの根元に針を通し糸をかけ、次の目に糸をかけて3本掛かった糸を全て引き抜きます。その後は減らし目をしていき、8段目は30目になります。 9段目に入る前にマーカーの位置を改めます。横から見て立ち上がりの位置が寄っている方を後ろ面にして、前面になる方のマーカーを外します。後ろ面のマーカーからマーカーまでは8目になっているのですが、1目ずつ外側にずらして10目にします。 9段目を編んでいきます。立ち上がりの鎖編みをして根元に細編みを1回してマーカーを戻します。マーカーとマーカーの間は筋編みの細編みをしていきます(筋編みは上から見て向こう側半目だけに糸を通して編む方法です)。その後19目は普通に細編みを編んでいきます。 10段目は本体を編みながらキーリングを付けるので、立ち上がりとは反対のカーブの2目にマーカーを付けておきます。筋編みのマーカーは1つ下の段に移動させておきます。 立ち上がりの鎖編みを1回して10段目に入ります。キーリングの前の目まで細編みを編み、キーリングを本体に添わせて細編み2目で編みつけます(目が緩んでしまわないようにしっかり引き締めておきます)。その後は細編みで1周編みます。本体が完成したので糸始末をしておきます。
蓋の編み方
蓋を編んでいきます。蓋も2本取りで5号針を使用し、アルファベットのDの字を横に長くしたような形に編んでいきます。 作り目は鎖編みを9目編みます(長さは約5センチ)。立ち上がりの鎖編みを1回して蓋1段目に入ります。細編みを8回、1つの目に3回の増し目(最初と最後にマーカー)、糸端を編みくるみながら細編み8回編んでいきます。1段目は全部で19目になります。 本体はグルグルと編んできましたが、蓋は立ち上がりの鎖編みを1回したらひっくり返し、今編んだところを戻るように編んでいきます。そのまま編んでいき、2段目は22目、3段目は25目、4段目は28目、5段目は31目になります。 5段目を編み終わったら、立ち上がりの部分(D形の左側直線部分)を補強します。立ち上がりの鎖編みを1回、5段目の細編みの根元、筋の一番上の目、ポコポコしたラインというように、細編みを10目編みます。 フリルは4号針に持ち換え、糸は1本で編んでいきます。手前側半目を拾い、立ち上がりの鎖編みを2回、直線部分は1目に長編みを4回ずつ編み入れていきます。カーブの部分は1目に5回ずつ編み(ウエーブを保つため)、直線に戻ったら4回ずつ編み入れていきます。