時速194キロ死亡事故裁判「弟の無念さや遺族の思いをくみ取った判決を下してほしい」被害者の姉の思い
大分放送
大分市で起きた時速194キロの車による死亡事故の裁判員裁判で、亡くなった男性の姉が「弟の無念さをくみ取った判決を下してほしい」と述べました。 【写真を見る】時速194キロ死亡事故裁判「弟の無念さや遺族の思いをくみ取った判決を下してほしい」被害者の姉の思い この裁判は大分市大在の県道で2021年2月時速194キロの車が右折してきた対向車と衝突し小柳憲さん(50)が死亡した事故で運転していた当時19歳の男が危険運転致死の罪に問われているものです。 15日の裁判員裁判の第6回公判では被害者参加人制度で小柳さんの姉が意見を述べました。 姉は弟の人生が突然終わったことや、失った苦しみを話し「どうか何も言えない弟の無念さや遺族の思いをくみ取った判決を下してほしい」と訴えました。 さらに「これからは遺族が声をあげなくても危険運転致死罪で起訴すべき事故はきちんと起訴する世の中になってほしい」と述べました。 15日午後には検察の求刑が行われ、判決は11月28日に言い渡されます。
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