忠誠心が半端ない! J2選手、同一クラブ在籍年数ランキング8位。最高の功労者! JFL時代から支えるMF
国内外の移籍市場が活発になった現代サッカー。しかしその中でもワンクラブマンとしてクラブに忠誠を誓う選手がいる。今回はデータサイト『transfermarkt』から現役Jリーグ選手の同一クラブ在籍年数ランキングを紹介する。※現所属クラブでの在籍期間を扱う。在籍年数、成績は3月2日時点
8位:五領淳樹 生年月日:1989年12月13日 所属クラブ:鹿児島ユナイテッドFC 在籍年数:9年1ヶ月19日 8位には鹿児島ユナイテッドFCのMF五領淳樹が入った。神村学園出身の五領は宮崎産業経営大学を経て2012年にロアッソ熊本に加入。熊本では加入初年度に21試合出場を記録したが、その後の2年間は出場機会が減少し2015年に地元鹿児島の鹿児島ユナイテッドFCへ加入した。 鹿児島は当時クラブ創立2年目であり、JFLに所属していた。五領は移籍初年度こそ途中出場が主だったが、J3に昇格した2016年からは右MFのポジションでレギュラーに定着。2018年にはクラブ史上初のJ2昇格に貢献した。翌年は自身として2014年以来となるJ2の舞台で35試合4ゴール7アシストとキャリアハイの数字を叩き出したが、チームは惜しくも得失点差でJ3降格となってしまった。 1年で出戻りとなった鹿児島だが、五領のプレーは円熟味を増していく。度々怪我による離脱があるものの、左足の正確なキックを武器に鹿児島のキープレーヤーとして活躍。昨季は35試合に出場し、5シーズンぶりにJ2への切符を手にした。 今季鹿児島での10シーズン目を迎える五領は、チームの最古参となった。酸いも甘いも知ってきたベテランサイドアタッカーは今季も鹿児島を引っ張っていく。
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