金足農業・吉田輝星投手がプロ志望表明(全文2完)日の丸背負う投手に
転換点は去年の県大会決勝での敗北
司会:はい。続いて、そしたらば向こう、隣のグループの一番前の方、お願いします。黒いジャケット着た方です。【**セ** 00:22:47】。はい。黒いジャケット着た方です。 読売新聞:すいません。読売新聞の【サトウ 00:22:52】と申します。先ほどから、最終的に決めたのは国体が終わってからというお話だったんですが、吉田選手の中で具体的に高卒、即プロ入りっていうことについて、選択肢として浮かんできたっていうのはいつごろになるんでしょうか。 吉田:やっぱり全国大会っていう甲子園で勝ち進んで帰ってきてからです。 読売新聞:それまでっていうのは、将来の夢としてはプロ野球選手というお話はありましたが、高校を卒業してすぐっていうところまでは考えてはいなかったということでよろしいでしょうか。 吉田:練習に夢中だったりしてたんで、あまり進路のことはそんなに考えてなかったです。 読売新聞:分かりました。最後にもう1点。プロ志望届を出したわけですが、高校生活、野球の中で、自分の中で転換点になった試合だったり場面っていうのがあれば、どういった場面なのかということと、そこを経てどういうふうに変わったかっていうのが何かあれば教えていただければと思います。 吉田:一番大きかったのは去年の決勝で負けて、そこから新チームが始まったときに、もう先輩はいないんでやっぱり自分たちが率先してやらなきゃいけないっていうミーティングをして、そこがやっぱり一番変わったかなと思います。 読売新聞:吉田選手の中でも取り組み方っていうのは、どのような変化がありましたか。 吉田:やっぱり言われてやる練習よりも、自分からやって、自分で考えてやるっていうのが一番変わりました。 読売新聞:ありがとうございます。
大きな舞台で秋田県民に恩返しを
司会:はい。そうすると向こう側の、1人おいて隣の方、お願いします。一番前の方です。そのジャケット着た方です。はい。 毎日新聞:毎日新聞、秋田支局の川口と申します。よろしくお願いいたします。吉田投手に伺います。地域の方からは、ここ甲子園の辺りからかなり話題になって応援たくさん受けたと思いますが、どのような反応がありましたでしょうか。 吉田:チームですか。 毎日新聞:地域の方ですね、金足の。 吉田:あの、すごい感動をありがとうというふうな言葉を掛けてもらったんですけど、その応援で自分たちもすごい勇気をもらっていたので、そこは応援してもらってすごいうれしかったですし、できれば地域の方々の声にしっかり応えたいなと思いました。 毎日新聞:それはかなりプロ入りに関しても地域の方の注目が集まっていたと思いますが、その応援に応えたいというのは、プロの世界でということでよろしいですか。 吉田:いや、次のステージでっていうふうに言われたんで、どこに行ってもしっかり頑張ろうと思っていました。 毎日新聞:どうもありがとうございます。逆に、金農フィーバーといわれるこの秋田の盛り上がりについて、国体、あるいはU-18、ちょっと離れた場面からご覧になっていたと思うんですけども、どのように感じてらっしゃいましたか。 吉田:すみません、もう1回お願いしてもいいですか。 毎日新聞:金農フィーバーという、かなり報道でもご覧になっていたと思うんですけども、国体で福井とか、あと宮崎のU-18のちょっと離れた場面からどのようなお気持ちでご覧になっていましたか。 吉田:自分がそのメンバー入りした中のメンバーと一緒にいる時間はすごい少なかったんですけど、U-18に行ったときも国体行ったときも、行った先の方々にすごい自分自身も応援メッセージをもらったので、すごい励みになりました。 毎日新聞:ありがとうございます。秋田の人を、県民皆さん応援していると思うんですけども、プロになって日本代表でまた勝てるような投手になりたいということでしたが、秋田の方から見てどのようなプロの選手になりたいとかっていう目標はございますか。 吉田:やっぱり甲子園のようにもっと大きい舞台で、県民の皆さんにしっかり自分の姿を見て、恩返しできるような選手になりたいと思っています。 毎日新聞:分かりました。どうもありがとうございます。