パリ五輪グッズの狙い目は?「スドゥ・スドゥ・ウエスト」ディレクターが語る“テニスとフランス”の深い関係
ついに開幕したパリオリンピック。スポーツな気分はもう最高潮! ということで、ファッション業界のテニス好きに、オリンピックにまつわる愛用品やコレクション、さらには今欲しいアイテムをピックアップしてもらった。 ▶︎すべての写真を見る 経験者ならではの目のつけどころを参考に、4年に一度の祭典、さあさ何を狙う?
R・フェデラー、リスペクト! 既に心はローラン・ギャロスへ
テニスプレーヤーにとってパリといえば、全仏オープンの舞台であり、今回の五輪でもメイン会場となるローラン・ギャロスである。 「クレイコートの茶色とグリーンの色合わせがローラン・ギャロスの代名詞。10年ほど前に買ったセルジオ・タッキーニのポロシャツは、まさにそれが表現された一枚。 イタリアのブランドですが、昨今ではいろんなブランドとコラボして、街中で着られるアイテムも多いです」。
ファッションとして着られるスポーツ服といえば、自身がディレクターを務めるスドゥ・スドゥ・ウエストも然り。 「トートのように、クラシックなテニススタイルを着想源としてアイテムを展開中。今は時代的にもトラッド回帰が進んでいるので、この夏は白ポロにネイビーのショーツ、足元は白スニなどで爽やかに見せたい」。
スタンスミスもいいけれど、R・フェデラーが出資するブランド、オンの「センターコート」で天才へのリスペクトを示すのもアリ。 「テニスを愛する者にとってパリは特別な場所。オリンピックの公式パーカも狙っていて、それを着て応援しようと思っています!」。
フェデラー愛用のセンターコート
「オン」のスニーカー 2008年北京五輪の男子ダブルスで金メダルに輝いたR・フェデラーとの共同開発モデル。履き心地と軽量性、ともに最上級。フェデラーが好きな増井さんの足元はいつも決まってコレ。
あのテニスコートをストライプで表現
「セルジオタッキーニ」のポロシャツ 赤茶のクレイコートに緑の観客席という、ローラン・ギャロスのセンターコートをイメージしたストライプ柄のポロシャツ。レトロさを感じる配色で、街映えにも効果的な一着だ。