ヨドバシ梅田前「橋架かった」?とSNSで話題 関係者「まだ工事続きます」
ヨドバシ梅田前「橋架かった」?とSNSで話題 関係者「まだ工事続きます」 THEPAGE大阪
今年3月下旬にJR大阪駅と「ヨドバシ梅田」(大阪市北区)方面をつなぐ仮設の階段が撤去され、「駅からヨドバシへ行くのが大変に」という声があがるなどし話題となったが、7日にツイッターなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で「ヨドバシ梅田を繋ぐ橋が架かった」「これで便利になるね」「橋が架かってました」といったつぶやきが多くみられた。実際の工事現場はどのような状態なのか。 【拡大写真と動画】大阪駅とヨドバシつなぐ「仮設階段」撤去で利用者困惑?(仮設階段があったころの映像)
工事関係者「まだ両サイドの底もできあがってない」
27日午後、ヨドバシ梅田前に行ってみると、たしかヨドバシ梅田と大阪駅の間に架かっているように見えるが、骨組みだけの状態だ。 工事を行う建設会社の担当者に聞くと「たしかに架かってはいますが、まだ両サイドの底もできあがっていない状態ですね」と話す。SNSのつぶやきがあると聞くと「そんな風に盛り上がってるんですか。まだしばらく工事は続きますよ」と困惑気味の様子だった。
関係者「いつ開通するのとかはわかりません」
では、実際に工事はいつまでつづくのだろうか。再び担当者に聞くと「正直申し上げて、まだハッキリとは決まっていません。ヨドバシさんに沿って続きますので、いつ開通するのとかはわかりません。工事の完成はまだ先ですね、しばらく継続します」と話していた。 ヨドバシカメラの昨年8月の工事の発表などによると、この工事は「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」建設計画の具体化を受けたもので、「ヨドバシカメラ」(本社:東京都新宿区)は2019年秋竣工を目指して高さ約150メートルの商業ビルを建設する。 建物規模は地下4階地上34階建て。地下4階~地下2階は駐車場、地下1階~地上8階には店舗、9~34階にはホテルが入る。ホテルは市内最大級の客室数1000室規模になる見通しだという。 また、今回の橋は、大阪駅などの周辺施設とも「2階部分」で繋げる回遊デッキをつくる「ペデストリアンデッキの工事」の一環で、歩行者ネットワークの整備を行っていくという。 工事担当者は「まだまだしばらく工事は続きますので、温かく見守っていただけたらと思います」と苦笑していた。
ヨドバシ梅田周辺で通行人に聞いてみた
この橋の骨組みを見て、会社帰りにヨドバシ梅田へ向かおうとしていた50代の大阪市淀川区の男性は「いま電池を買おうとしていきました。たしかに橋が架かっているように見えたんでもうすぐできるのかと期待してしまった。まぁ今の状態になってもうしばらくたつので、これはこれで慣れましたけどね」と話していた。 また、駅付近を歩いていた大阪市東成区の60代の男性は「(私は)特にヨドバシへ行かないのでそこまで興味がない。(仮設の)階段がなくなった時も不便やとか聞こえてきたけど、昔に比べたらこの辺もだいぶよくなったと思うで」などと話していた。