「右折入庫禁止」に右折で入る車がいます。プチ渋滞発生で迷惑です。やったもん勝ちなのでしょうか?
指示に従わずに事故を起こしてしまったらどうなる?
では”右折入庫禁止”の指示を無視して事故を起こした場合、どのような影響があるのでしょうか。 事故の原因が”右折入庫禁止”の無視によるものであれば、過失の一因として考えられることにより、保険の適用が制限される可能性があります。すべての場合で適用が制限されるわけではなく、右折入庫禁止がありつつ意図的に無視している場合など、状況を考慮した上で適用判断がなされます。 このような違反行為は、反則点数の加算や罰金の対象となることもあります。 たとえば、公道に”車両横断禁止”の標識があった場合には、違反点数1点、反則金7000円が科される可能性があります。また、過失割合においても不利になってしまう場合があります。 たとえば、左折で入庫しようとしていたクルマを無理やり割り込んだ場合では、通常の事故よりも右折側の過失割合が高くなる可能性はゼロではありません。また、事故を起こすことで、ドライバーとしての信用が低下する可能性も考えられます。 これにより将来的に保険料が上がることや、事故に際して保険を適用した場合には、グレードが下がってしまうかもしれません。 もちろん重大な事故の場合には、罰金/反則点数など重い処分が下されてしまいます。スーパーや商業施設の駐車場における”右折入庫禁止”は、事故を防ぐための重要なルールです。 この指示を無視して事故を起こしてしまった場合には、違反として取り締まられ、罰金や反則点数が加算されてしまうこともあります。安全な駐車場利用のために、必ずルールを守りましょう。