【日本ハム】9月に入っても勢い止まらず!チームの上位進出を後押しする「最強助っ人」とは
日本ハムは9月3日に行われたソフトバンク戦(みずほペイペイ)に6-3と勝利。試合序盤にソフトバンクの先発、イバン・モイネロを攻略したことが大きかった。 【動画】この勢いは本物!24試合連続安打をマークしたレイエスの打撃シーン 初回、1番に入った万波中正の17号先頭打者本塁打で先制。無死二、三塁とし、存在感を発揮したのが好調なフランミル・レイエスだった。モイネロのフルカウントからの7球目、150キロの直球を逆方向へ運び、右前2点適時打をマーク。しっかり4番の役目を果たした。これで8月2日から続く連続試合安打を「24」と伸ばし、球団タイ記録となった。51年の大下弘、07年の森本稀哲の球団記録に並んだ。 この回、チームはレイエスの2点適時打、万波の本塁打を含め一挙、5得点とモイネロを攻略。3回にはアリエル・マルティネスの12号ソロで加点とエース左腕を今季最短となる3回6失点KOに追い込んだ。 メジャー通算108本塁打を放ち、主軸として期待され入団したレイエスもここまでの道のりは困難も伴った。開幕戦でいきなり来日初本塁打を放つなど、春先は勢いを感じさせたが、その後は日本野球への順応にも苦しみ、5月13日にファーム降格となった。 メジャーで2度の30本塁打を記録したプライドもあり、降格に怒りを感じた時期もあったとされるが、それでもファームで腐ることなく練習を積み重ね、6月15日に再昇格。そこからコンスタントに成績を残しつつ、夏場に入り、一気に覚醒した。8月は打率「.403」、8本塁打、23打点と圧巻の数字を残したが、9月に入っても勢いは衰えていない。 最近のチームにおいては、4番も務めた清宮幸太郎、この試合でも本塁打を放ったアリエル・マルティネス、そしてレイエスと打線に勢いのある打者が多く、エキサイティングな試合展開がファンの楽しみともなっている。また、首位ソフトバンクとの直接対決で打線が圧巻のパワーを見せ、押し切ったことは今後のプレーオフシーズンを見据えても大きい。背番号99の引き続きの爆発を期待したいところだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]