【独自】広島県が「宿泊税」導入の方針固める 2026年の導入目指す
広島県は検討を進めてきた「宿泊税」を正式に導入する方針を固めました。早ければ12月に開会する議会にはかることを調整しています。 「宿泊税」は、ホテルや旅館の宿泊客に課税するもので1人1泊200円を徴収する案が検討されてきました。複数の関係者によると、県は宿泊税を正式に導入する方針を固め、早ければ12月に開会する議会にはかることを調整しています。一方、修学旅行などの学校行事については課税が免除される見通しです。また、1人1泊5000円未満の宿泊についても、課税を免除とする案を検討してきましたが、「基準額が低い」との指摘もあり、6000円に引き上げる方向で調整しています。今後、徴収した200円の分配をどのようにするかについても各市町などと調整を続け、再来年の4月以降の導入を目指しています。 (2024年11月19日)