市長退職金に住民評価反映 茨城・つくば、アプリで採点
茨城県つくば市の五十嵐立青市長は26日の記者会見で、市政運営に対する住民の評価を自身の退職金に反映させる方針を表明した。特例条例案を9月開会の市議会に提出する。1期4年の退職金は2039万4千円。同市が運営するアプリから、100点満点で採点してもらい、平均点の割合を乗じて算出する。 条例案によると、市民評価は11月1~11日に実施。15歳以上で、署名用電子証明書が内蔵されたマイナンバーカードを持っている市民が対象。評価が0点の場合、退職金は22円になるとした。五十嵐氏は会見で、全国初の取り組みになると強調した。