【かけこみ解説】米大統領選挙「激戦州紹介」トランプ・ハリス両候補がしのぎを削る7州の特徴や争点とは?
■ウィスコンシン州 選挙人:10人
アメリカ最大の酪農地で、チーズの生産量は全米1位。中産階級が多く、物価高の解消などを求める声が多い。元々は民主党寄りの州だが、2016年にはトランプ氏が勝利。一方、州内の農家の3割は移民で構成されており、移民がいなければ農業が成り立たないため、移民推進派が多い。
■ネバダ州 選挙人:6人
「眠らない街」ラスベガスがあり、きらびやかな印象がある一方で、失業率は全米で最も高い。“チップに税をかけない”など減税政策を求める住民が多い。また、メキシコとの国境が近く、移民政策の強化を求める層も厚い。直近12回の大統領選中、ネバダ州を制した者が大統領になった回数は10回。