台湾在住日本人ら約40人が花蓮訪問 対台湾窓口機関の代表も参加 観光振興を応援
(花蓮中央社)4月に起きた台湾東部海域を震源とする地震で被害を受けた東部・花蓮の観光振興を応援しようと、台湾に住む日本人ら約40人が8日、花蓮を訪問した。1泊2日の日程で複数の観光スポットを回る。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表(大使に相当)も自費で参加し、行動で花蓮を応援すると語った。 一行は原住民(先住民)の生活体験やホエール・ドルフィンウオッチングを楽しんだ他、日本統治時代に建設された施設などを訪問する予定。 報道陣の取材に応じた片山代表は、旅行の様子を交流サイトで日本人に向けて紹介するとし、より多くの日本人に花蓮を訪れてほしいと語った。 台湾は10日が端午節で祝日のため、8日から3連休だが、ホエール・ドルフィンウオッチングを運営するレジャー業者は、地震の影響で予約が3割程度に落ち込んでいると指摘。日本人らの訪問に感謝を示し、花蓮の大部分の景勝地は正常通りで、海岸線も美しいとし、花蓮に遊びに来てほしいとアピールした。 (張祈/編集:齊藤啓介)