強盗予備容疑の少年3人、アルファベット1文字で呼び合い「服装を目印に合流」…帰りの切符持たず
山口県光市の住宅に強盗に入る機会をうかがったとして、茨城県の男子中学生ら関東地方の少年3人が強盗予備容疑で逮捕された事件で、3人がアルファベット1文字で呼び合っていたことが捜査関係者への取材でわかった。少年らは「服装を目印に合流した」という趣旨の供述をしているという。 【表】「闇バイト」の特徴…一見好条件の求人、匿名性の高いアプリでの連絡を要求など
捜査関係者によると、3人は秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」で指示役と連絡を取り合い、10月20日午前、東京駅に集合。東海道・山陽新幹線「のぞみ」などを乗り継いで光市に移動した。同日午後8時頃、同市の建設業男性宅近くの路上にいたところ、警察官から職務質問された。
3人ともニット帽姿で、帰りの切符は持っていなかった。また、3人は合流する前のやり取りにもシグナルを使っていたという。
県警は押収したスマートフォンの解析を進めており、関東で相次ぐ事件との関連も含め調べている。