「定額制」北海道と「定率制」倶知安町…宿泊税巡り綱引き…知事は免税方針を町長に伝える
STVニュース北海道
道が段階的定額制で導入を目指す宿泊税について、鈴木知事は10日の道議会で、定率制で先行導入した倶知安町を、道の宿泊税に相当する額を納める場合に免税とする方針を明らかにしました。 (鈴木知事)「制度面の歩み寄りを行うのが重要との認識に至った。双方の制度を見直すことを基本とすることについて最終合意に至った」 道が2026年4月に導入を目指す宿泊税は、宿泊料金に応じて一定額が徴収される段階的定額制です。 鈴木知事は先行して宿泊税を定率制で導入する倶知安町について、道の宿泊税に相当する額を道に納める場合には免税にする方針を固め、道議会に説明しました。 10日朝、倶知安町長と電話で面談し、合意したということです。 倶知安町はこれまで、事業者の負担が増えるなどとして定額制の導入に反発していました。