TOYOTA GAZOO Racing GT Cup2024の開催概要発表。プリウス対決やS耐ワイガヤクラブ集結ラウンドも

　4月10日、TOYOTA GAZOO Racingはプレイステーション5／4用ソフト『グランツーリスモ7』を使用したeモータースポーツレース『TOYOTA GAZOO Racing GT Cup （TGR GT Cup）2024』の開催概要を発表した。 【画像】予選最終ラウンドはS耐ワイガヤクラブ所属メーカーのGT3クラスマシンが集結 　TGR GT Cupは、グランツーリスモに収録されるレース専用車両を使用して1シーズンを戦うeモータースポーツのグローバル大会だ。創立6年目を迎える2024年シーズンは、7つの予選に決勝大会をあわせた計8ラウンドを開催。2023年シーズンより導入されたドライバーの技量に応じたリーグ制は継続となり、『GT1』『GT2』『GT3』という3リーグ構成で初心者も気軽に参加することが可能だ。 　2024年は、4月28日のバーチャルGR86／BRZ Cupでシーズンは開幕。予選第1ラウンドの舞台は鈴鹿サーキットだ。以降はウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカやル・マン24時間レーシングサーキット、ニュルブルクリンクと世界中のコースを転々としながらタイムを競っていく。 　第2ラウンドには、トヨタのプリウスG 2009年型も登場しラグナ・セカで最速を争う。さらに第5ラウンドでは全日本スーパーフォーミュラ選手権の2023年型マシンでカタロニア・サーキット・GPレイアウトを走るなど、eモータースポーツならではの趣向に富んだマシンとコースの組み合わせからは特別な戦いが予感される。 　そして予選最終ラウンドでは、スーパー耐久シリーズのST-Qクラスで開発車両を走らせているトヨタ、スバル、ニッサン／ニスモ、マツダ、ホンダの車両が登場。S耐ワイガヤクラブを結成している各メーカーのGT3カーやGT300クラス車両、コンセプトモデルが富士スピードウェイに集結する予定だ。 　この予選全7ラウンドで上位となった24人には決勝大会への進出権が与えられ、12月の『グランツーリスモ ワールドシリーズ』と併催されるオフライン決勝に出場することができる。 　また2024年は、エントリーした全ユーザーに2024年度カラーリングの『GR010 HYBRID』が進呈されることとなった。参加条件は、PS5またはPS4本体および、PS5用またはPS4用ソフト『グランツーリスモ７』の所有者かつ、年齢が6歳以上であることのみで、これまでの実績等に関係なく多くの方がエントリーすることが可能だ。 　2024年のTGR GT Cupも、バラエティに富んだ予選ラウンドから白熱必至の決勝大会まで、グローバルなeモータースポーツ大会として盛り上がりが尽きない事だろう。今年も世界各国からeスポーツの凄腕ドライバーが集まる『TGR GT Cup 2024』の詳細や参加条件、スケジュールなどについては公式ホームページ（https://toyotagazooracing.com/jp/e-motorsports/release/2024/0410-01/）を確認してほしい。 [オートスポーツweb 2024年04月10日]