路線バス運転手、児童に謝罪要求 残高不足に強い口調で、浜松
遠州鉄道(浜松市)が運行する路線バスで7月、ICカードの残高不足に気づかずに乗った小学校低学年の男子児童の顎を持ち上げ、男性運転手が強い口調で謝罪を求めていたことが2日、同社への取材で分かった。別のバスに乗り継ぐ予定だったが、下車後、児童は猛暑の中、約2時間かけて徒歩で帰宅した。同社は不適切な対応だったとして、運転手を運転業務から外した。 遠州鉄道によると、7月22日昼ごろ、下校中だった児童はバスを降りようとした際、残高不足で運賃80円を支払うことができなかった。運転手は「こういうときはどうするの」と謝罪と両親への報告を求めた。 両親から同社へ連絡があり、発覚した。