【京都新聞杯】騎手と種牡馬の京都芝2200m成績に注目 本命はロードカナロア産駒キープカルム
日本ダービーへ向けた大一番
かつては菊花賞トライアルだった京都新聞杯も、2000年からは日本ダービーを目指す馬たちのステップレースになった。2000年の勝ち馬アグネスフライトは、その次走で日本ダービーも制した。あのときから間もなく四半世紀のときが流れようとしている。今週はそんな京都新聞杯を当該コース成績などに注目し、予想していく。 【NHKマイルカップ2024 推奨馬】実績最上位で持ちタイムはメンバー最速! SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA)
前走GⅢ組が優勢 1勝クラス組は勝ちが必須
過去10年で旧コースの京都、中京、そして改修後の京都と舞台を変えながら施行されてきた本レース。ただダービーを目指す馬にとって負けられない一戦であることは変わっておらず、傾向に大きな変化はない。そこで、まずは過去10年の前走クラスから馬券のヒントを探ってみたい。 <前走クラス別成績> GⅠ【1-0-0-9】勝率10.0%/連対率10.0%/複勝率10.0% GⅡ【0-1-1-3】勝率0.0%/連対率20.0%/複勝率40.0% GⅢ【3-1-3-10】勝率17.6%/連対率23.5%/複勝率41.2% OP・L【0-2-1-14】勝率0.0%/連対率11.8%/複勝率17.6% 1勝クラス【6-6-5-45】勝率9.7%/連対率19.4%/複勝率27.4% 未勝利【0-0-0-27】勝率0.0%/連対率0.0%/複勝率0.0% ※過去10年 海外【0-0-0-1】 今年は出走予定全馬がGⅢ以下からの参戦。そのGⅢ組は複勝率41.2%と好走している。勝ち馬は2022年アスクワイルドモアがきさらぎ賞(4着)、2018年ステイフーリッシュが共同通信杯(10着)、2016年スマートオーディンが毎日杯(1着)と前走着順は不問。細かくレース別成績を見てみると下記のようになる。 <前走GⅢ組のレース> 毎日杯【1-1-2-8】 きさらぎ賞【1-0-1-1】 共同通信杯【1-0-0-0】 アーリントンC【0-0-0-1】 今年は毎日杯3着ベラジオボンド、4着ファーヴェントが出走予定。この2頭は注目しておきたい。 OP・L組の連対2頭は若葉Sの掲示板確保組で、今年はアドマイヤテラとジューンテイクが該当。1勝クラスは母数が多いこともあり、入着数は多いが率は重賞組に及ばない。勝ち馬6頭中5頭が前走1着からこのレースに挑んできており、1着を狙うなら前走勝ちは必須条件だろう。未勝利組は過去10年で馬券圏内なし、ここは消しとする。