常銀境支店で払い戻し装い現金500万円盗む 容疑で元行員の女逮捕 茨城県警
茨城県警境署と県警捜査2課は26日、常陽銀行境支店から現金500万円を盗んだとして、窃盗の疑いで、元行員で同県八千代町、無職、女(42)を逮捕した。同署は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は2023年10月6日、営業時間中の同行で、虚偽の払い戻しを装い窓口の出納機械から現金を盗んだ疑い。同署によると、元行員は同行の窓口で預金業務に従事していた。同署は、余罪があるとみて調べている。 同行は23年11月、元行員が同行管理の現金計5398万円を着服したとして懲戒解雇したと発表。行内調査の結果として、22年7月から23年10月ごろまでの間、顧客の預金などの払い戻しを装って着服し、生活費や借入金返済などに充てていたと明らかにした。同行担当者は「事務や人事管理など各方面で研修を行い、再発防止に努めている」としている。
茨城新聞社