ひろゆきが考える“成功するプレゼン”とは…「こいつはダメだ」と思われない言い方
「死ぬ気で働きます!」は逆効果
それでも出資を受けたいなら、何を言われても、“成功する根拠”を相手が理解できるまで伝える熱意が絶対に必要です。「死ぬ気で働きます!」といった根性論は、むしろ逆効果です。 それよりも、「今でも副業で年商◯◯万円あります」「調達した資金は◯◯に使って、前年比◯%程度は伸ばせる見込みです」といった、数字も踏まえた根拠をまず示す。そのうえで「このお金で成功したい」という“熱意”をつけ加えます。いくら内容がよくても弱気だと「大丈夫かな?」と思われるので。 とはいえ、自信がありすぎて「ここでお金を出しておかないと損をしますよ?」みたいな煽り方はNG。まるで投資詐欺の勧誘文句みたいですから。どうしても大金を借りる必要が出てきたら、謙虚さを大事にしつつ自信を示す伝え方をするようにしてみてください。
事業に出資してもらうプレゼン方法は…
× お金を出しておかないと損をしますよ? ◎ 調達した資金は◯◯に使い、前年比◯%は伸ばせます 構成/杉原光徳(ミドルマン) ―[賢い人が自然とやっているズルい言いまわし]― 【ひろゆき】 西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』
日刊SPA!