ホンダが新型「XL750トランザルプ」発表! CRF1100Lアフリカツインをインスパイアしたデザインに
初のモデルチェンジ、フェイスデザインが大きく変更された!
ホンダは2024年11月5日、イタリア・ミラノで開幕したEICMA2024で新型「XL750トランザルプ」を発表した。 【写真はこちら】新型「XL750トランザルプ」の全体・走行シーン、カラーは3色 2022年のEICMAで発表された後、2023年5月に国内販売が開始された「XL750トランザルプ」。新設計の755cc並列2気筒エンジンを、本格的なオフロード走行も想定した車体に備えるミドルアドベンチャーだ。 登場から2年の時を経て、初のモデルチェンジを受けた。 EICMA2024で発表された新型は、新たなLEDデュアルプロジェクターヘッドライトを搭載。フロントスクリーンの素材はバイオ由来のプラスチック「デュラビオ」を採用。これらで構成される新たなフェイスデザインは、CRF1100Lアフリカツインにインスパイアを受けたものだという。同時にカウル形状も見直され、ハンドリングの敏捷性の向上が図られた。 エンジンは従来モデルから引き継ぎ、最高出力91PS/9500rpm・最大トルク7.6kgf・m/7250rpmという数値に変更はない。ただ新型はエンジン側面を横切っていたブリーザーチューブの取りまわしを変更し、すっきりとした外観を実現している。 また、サスペンションの設定も見直された。オンロードでの快適性を維持しながら、荒れた路面での安定感を高めているという。 ボディカラーは国内では「ロスホワイト」1色のみの設定だが、欧州では3色ラインナップ。ロスホワイトに加え、新色の「グラファイトブラック」と「パールディープマッドグレー」が登場している。 なおホンダは2024年11月5日の段階で、この新型「XL750トランザルプ」を国内市場にも導入する予定だと発表している。
webオートバイ編集部