【高校野球】大院大高が春の大阪制す 大阪桐蔭＆履正社ら倒し初優勝 興国は６２年ぶりＶならず
◆春季大阪府大会 ▽決勝 大院大高４―１興国（１２日・大阪シティ信用金庫スタジアム） 春季大阪府大会は決勝が行われ、大院大高が初優勝を決めた。夏の大阪大会、秋の府大会も含めると、１９９５年秋以来２９年ぶりＶとなった。 初回に先取点を奪われたが、４回１死二塁でプロ注目遊撃手・今坂幸暉主将（３年）が右前適時打を放ち同点。続く４番・中山悠紀三塁手に勝ち越し打が飛び出すなど、この回に５安打で４点をあげた。その後は、大阪桐蔭戦で１失点完投した前川琉人（３年）が、このリードを守り切った。 大院大高は、４回戦では履正社に９―８でサヨナラ勝ちし、準々決勝では大阪桐蔭に２―１で逆転勝ちした。同一大会で履正社と大阪桐蔭を破ったのは、２００９年夏の大阪大会で優勝したＰＬ学園以来と快進撃を続け、３０年ぶりの決勝進出を果たしていた。 ３位決定戦では、東海大大阪仰星が大商大高を退けた。
報知新聞社
