【広島】9投手使い切り死闘制す!もし不測の事態だったら…新井監督「矢野かキクに」と明かす/一問一答
◆JERAセ・リーグ DeNA6―9広島=延長12回=(25日・横浜) 広島は、総力戦で連日の延長を制してDeNAに連勝。貯金を今季最多タイの4とし、2位で28日からの交流戦に突入することが確定した。 【写真】広島の6人目として試合を締めた男 延長12回1死二塁から、坂倉の右越えの適時二塁打が決勝点となった。前日は延長10回に3本塁打で4得点したが、打線はこの日も12回に3得点と勝負強さを発揮した。 投手陣は先発・玉村が3回5失点KOを喫したものの、6回以降は6投手が7イニングを無失点でつないだ。延長11回を無失点に抑えた21年ドラフト1位左腕の黒原が、待望のプロ初勝利。3点リードの延長12回に登板した河野は、2年目でプロ初セーブを手にした。 以下は、新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。 ―連日の延長戦だった 「本当にうちらしい、全員でたぐり寄せた勝利だったと思います。みんな、よく頑張ってくれた」 ―前日に3度の得点圏で凡退していた坂倉選手が決勝打 「状態自体は間違いなく上がってきているし、昨日は昨日、今日は今日。ナイスバッティングだったね」 ―4、6、8回は2死無走者から計4点を奪った 「先制して追い越されても『絶対に追いつく!』と。そういうチーム全体の粘りが出てきてる」 ―同点の9回は日本人最速の100S到達がかかっていた栗林投手を投入した 「3番から始まるところだった。あそこは、もう栗林しかいないのでいってもらいました」 ―リリーフ陣が踏ん張った中で黒原投手がプロ初勝利を手にした 「ここまで長かったと思うけど、期待してるものは大きいし、今日はスタートだと思って、また頑張ってもらいたいですね。おめでとうございます」 ―9投手を使い切った。延長12回に9番手の河野にアクシデントがあった場合は 「矢野かキク(菊池)にいってもらおうと思っていました。アツ(会沢)が残っていて、あとはガチャガチャと(守備変更)して」 ―前日は移動ゲーム、今日はナイターデーときついスケジュールだった。大きな勝利だった 「本当に昨日の試合といい今日の試合といい、みんなの絶対に勝つ、追い付く、追い越すという気持ち、雰囲気はすごく伝わってきます。いつも言ってるんだけど、自分たちは戦いながら強くなっていく。間違いなく、戦いながら強くなってきていると思います」
報知新聞社