合同取材会に出席したＪｕｊｕ

〝天才女性ドライバー〟の素顔とは？「全日本スーパーフォーミュラ（SF）選手権」に参戦中のJuju（本名・野田樹潤＝18、TGMグランプリ）が26日、都内で行われたミキハウスの合同取材会に出席。「今は一歩ずつ勉強という中で頑張っています。毎試合、成長を感じている」と充実の表情を浮かべた。 　父は元F1レーサーの英樹氏（55）。レース場では父のサポートを受けながら、親子二人三脚で奮闘する日々を送っている。その英樹氏は、娘として見たJujuについて「普通の家庭と変わらないと思いますよ。生意気なところもあるし。ただ、最近は少し親思いになってきたかな」。誕生日や節目にはJujuからプレゼントを贈られるそうで「今までもらったプレゼントでは、去年もらった手書きの手紙が一番うれしかった」と明かした。 　Jujuに手紙の内容を聞くと「一番は、いつもそばで応援してくれて支えてくれているのは家族。父がいなかったら自分はレースをやっていないので、そういった感謝の気持ちを書いた」と、ちょっぴり照れくさそうに教えてくれた。 　今春から日大スポーツ科学部へ進学し、生活は多忙を極める。本人が「休みの日はトレーニングとかシミュレーターとかをしている」と話すように、オフでもレースが頭から離れることはない。そんな中でも、家族と過ごす時間はリフレッシュの貴重な機会。「家族みんなでご飯を食べに行くときは、気持ちがリラックスする」と団らんのひとときを大切にしている。 　全日本SF選手権の次戦は、静岡・富士スピードウェイで行われる第4戦（7月21日決勝）。家族の支えを受けながら、18歳はさらなる高みを目指していく。