<センバツ2022・選手紹介>/15 敦賀気比 伊藤剛志内野手/丹生 斉藤元紀投手 /福井
◇優れた攻守のバランス 敦賀気比 伊藤剛志内野手(1年) 打撃では全力で思い切り良く振り抜き、守備では堅実にアウトを重ねる、攻守のバランスに優れた選手。昨秋の明治神宮大会の大阪桐蔭戦で相手との体格の差を痛感し、現在は毎食山盛りのどんぶり飯1~2杯を平らげるなど体づくりに励む。 同じ広島県出身の先輩で投手だった3年の吉崎空さんと親しい。入学前からSNS(ネット交流サービス)を通じて「体力づくりをしっかりしておけよ」などと助言をもらったことを感謝する。「つなぐ意識で安打を重ね、チームの勝利に貢献したい」。吉崎さんも活躍した甲子園での飛躍を誓う。 ◇聖地で投げる姿を父に 丹生 斉藤元紀投手(1年) 身長はチームで最も高い184センチ。体格を生かして角度を付けた重たい投球が持ち味。今冬は更に投球フォームを安定させようと、スクワットなどで下半身を鍛え、ボールの回転数を上げて制球力を高めようと励む。 小学生の時に所属していた少年野球チームのコーチでもあった父太嗣(たいじ)さんに「甲子園のマウンドで投げている姿を見せたい」と意気込む。父の買ってくれたグラブを大切にしており、休日には欠かさず手入れする。 六面立体パズルで気分転換し、集中力を高める。ペンなど文房具を集めるのが趣味。