17インチから22インチまで全17サイズ

　横浜ゴム（ヨコハマ）は2024年12月25日、「ADVAN（アドバン）」ブランドのプレミアムSUV向けタイヤ「ADVAN V61」を発表しました。どんなタイヤなのでしょうか。 【画像】SUVの走りが変わる!? “プレミアムSUV”に最適な新タイヤ「アドバンV61」を写真で見る（10枚）

プレミアムSUV向けタイヤ、ヨコハマ「アドバンV61」

　新アドバンV61は、カーメーカーに新車装着用として採用されるプレミアムSUV向けタイヤです。アドバンならではの走行性能に加えて、低燃費・低電費性能、操縦安定性、静粛性を高次元でバランス、快適な市街ドライブとロングツーリングを実現します。 　アドバンV61はすでにレクサス「RX」やマツダ「CX-80」のプレミアムSUVや、トヨタ「bZ4X」やスバル「ソルテラ」などのBEV（電気自動車）やPHEV向け新車装着用タイヤとして認定されており、すでに納入を開始しています。 　今回、この新車装着用アドバンV61に加え、市販向けサイズを拡大しフルラインナップ化しています。 　発売サイズは17インチから22インチまで、45シリーズから60シリーズまで全17サイズ。価格はオープンです。タイヤ・ラベリングはAAA-bが8サイズ、AA-aが4サイズ、AA-bが4サイズ、AA-cが1サイズです。 　開発にあたっては、長年にわたって磨き上げてきた独自技術に加え、横浜ゴムのAI利活用フレームワーク「HAICoLab※（ハイコラボ）」の下で先進のAI技術やシミュレーション技術を融合させ、求める性能レベルを実現する精度を飛躍的に高め、トレッドパターン、プロファイル、構造に至るまで最適解に基づく専用設計を施しているといいます。 　また、コンパウンドには当社独自のゴム混合技術「A.R.T. Mixing」を活用した専用コンパウンドを採用。これらにより、背反する低燃費性能・グリップ性能・耐摩耗性能の高次元での両立と、優れた操縦安定性や快適性を追求しています。