アストンマーティン、テクニカルディレクターのダン・ファロウズ退任を発表。後任は未定
アストンマーティンF1が、ダン・ファロウズがテクニカルディレクターの職を離れることを発表した。後任は明らかにされていない。 【ランキング】F1 2024年コンストラクターズスタンディング 昨年は表彰台の常連になるなど、躍進を遂げたアストンマーティン。しかし今季は低迷し、昨年同様のランキング5番手を維持するのがやっとという状況だ。 そのアストンマーティンは、今月限りでテクニカルディレクターのダン・ファロウズが、同職を離脱することを発表した。 「過去2年間、アストンマーティン・アラムコへの貢献に感謝したい」 アストンマーティンF1・グループCEOのアンディ・コーウェルは、そうコメントを寄せた。 「ダンはこのチームを率いてAMR23で成功に導き、昨シーズンは合計8回の表彰台を獲得した」 一方で、テクニカルディレクターの職を辞することになったファロウズも、次のようにコメントを寄せた。 「アストンマーティンでの私の在任期間の間、レースとチャンピオンシップの両方で勝者となるための道のりで、技術チームを導くのは喜びであり、名誉なことだった」 そうファロウズは言う。 「バトンを渡す時がやってきたが、チームの今後の成功を楽しみにしている。その日は、もうすぐ訪れると確信している」 アストンマーティンによれば、ファロウズは今後もグループに残るという。 アストンマーティンには、2025年から空力の鬼才と呼ばれるエイドリアン・ニューウェイが加入することが決まっており、さらにテクニカルレギュレーションが一新される2026年シーズンからは、ホンダのワークスパワーユニットを使うことが決まっている。
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