テレビを見ながら【股関節の詰まり感・違和感】を取る!「さすって揺らすだけ」股関節すっきりヨガ
運動不足が続くと「股関節が詰まった感じ」になることはありませんかか? 放っておくと痛みにつながったり、日常生活にまで支障をきたしてしまうかもしれません。床に座って揺らすだけで股関節の詰まりが解消する、ヨガストレッチをご紹介します。 *写真で詳しいやり方を見る→テレビを見ながら【股関節の詰まり感・違和感】を取る!「さすって揺らすだけ」股関節すっきりヨガ ■股関節が詰まりやすい人とは ・デスクワークなど座る姿勢が長い ・運動不足である ・歩幅が狭い ・脚を組む癖がある ・左右どちらかに重心をかける癖がある ・反り腰の姿勢になりやすい ・猫背の姿勢になりやすい 4つ以上当てはまった人は赤信号。ひとつでも当てはまった人は予備軍です。放っておくと、冷えやむくみ、太りやすくなる、脚がつる、脚や股関節の痛み、お尻が垂れる、ぽっこりお腹、転びやすくなる、体の歪みなど、さまざまなトラブルに繋がってしまいます。 ■■股関節が詰まる原因 股関節は太ももの骨である大腿骨と骨盤をつなぐ位置にあり、骨盤のくぼみに大腿骨の球状の部分がはまっている構造になっています。関節のジョイント部分が球状のため、前後左右の動きだけではなく、回すなどの立体的な動作が行えるのが特徴です。 そんな股関節に「詰まり」を感じるのは、股関節周辺にある筋肉や筋膜が硬くなったり縮んだ状態になったとき。股関節の可動域が狭まり動作時に詰まりを感じてしまうのです。 特に、デスクワークなどで長時間座る姿勢が続いたり、運動不足の人は、日常生活の中で股関節周辺の筋肉を動かす機会が少ないでしょう。股関節周辺の筋肉、特に背骨から大腿骨にかけて付着している腸腰筋がが硬くなったり縮んでしまっている傾向にあります。 また鼠蹊部には脚の中で一番大きなリンパ節があるのですが、筋肉が硬くなるとそのリンパ節が圧迫された状態になり、詰まりを感じることがあります。 ■股関節をさすって揺らすヨガ ①脚を伸ばして床に座り、股関節の付け根に手を当てます。 ②肩の力を抜いて、上から数回押します。 ③付け根をさすりながら両脚を左右に揺らします。 ライター/中村優希(ヨガ講師)
中村優希