「トンネル内で事故が発生しています」 10月17日、トンネル内で発生が予想される災害や事故などに備えようと、徳島県と香川県などは毎年合同で防災訓練を行っています。 この日、徳島県阿波市と香川県東かがわ市を結ぶ鵜の田尾トンネルには、両県の警察や消防など約120人が集まり、エンジントラブルで停車中の軽乗用車に後続の車が追突したという想定で訓練が行われました。 救助隊は専用の工具を使って車の中から負傷者を救出したり、事故車両から火が出た場合に備えて車に向かって放水するなど、対応の手順を確認しました。 （徳島県東部県土整備局 広瀬学課長） 「災害や事故等が発生した場合には、迅速に対応できるように気を引き締めて今後の業務にあたりたい。（事故発生時は）トンネル内の非常電話を使うことによりまして場所が特定され、関係機関に通報が速やかに行くようになりますので、ご協力をよろしくお願いいたします」